2004年2月28日(土)

11R
2004年2月28日(土)
阪神
15:45発走

アーリントンカップ GIII

芝・右 1600m 天気:
馬場:
サラ系3歳 オープン (混合)(特指) 別定 本賞金:4000、1600、1000、600、400万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 アーバンエスケープ
2 2 ジェイボーイ
2 3 シルヴァーゼット
3 4 ビッググラス
3 5 シーキングザダイヤ
4 6 メイショウサライ
4 7 プリンセスラン
5 8 ブラッドバローズ
5 9 カリプソパンチ
6 10 テイエムボッケモン
6 11 エイシンヒエイザン
7 12 シゲルドントイケ
7 13 エイユーハーデイ
8 14 ヴンダー
8 15 マイネルマルカート

◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 5=8 5=3 5-1 5-13 8=3
綾恵 8=3 8=5 8-2 8-9 3=5
山田 5=8 5=13 5=9 8=13 8=9 13=9
たま 9=5 9=13 9-3 9-6 9-8 5=13

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はシーキングザダイヤ。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
日本のみならず,海外G1まで制した名牝・シーキングザパールの初仔。デビュー戦は0秒7差の5着と人気を裏切ったが,2戦目からはスピードを生かす競馬で未勝利,オープンと2連勝。前走クロッカスSは,直線で一旦は2着馬に捕まりそうになりながら,もうひと伸びして1馬身半突き放す強い競馬だった。父・ストームキャット,母父・シーキングザゴールドというスピード寄りの配合だけに,距離延長には疑念もあるが,マイルまでなら十分対応できるとみた。メンバー構成からみてもスローの展開が濃厚で,先行力ある当馬に有利。一段ずつキャリアを積み重ねたことが,重賞の今回で結果に結びつくはずだ。

対抗はブラッドバローズ。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
前走,ラジオたんぱ杯2歳S(G3)では0秒7差の5着に敗れたが,ほぼ最後方からの追い込みで,人気のブラックタイドとは0秒1差。2戦目のキャリアで挑んだ事を思えば,まずまずの健闘と言えよう。デビュー戦は2000Mで勝ち上がったが,父・シングスピールの産駒には,ローエングリンなどマイル近辺で活躍している馬が多く,距離短縮で本来の持ち味が出せる可能性は十分。前走から2カ月開いたが,今週の追い切りでは栗東CWコースで6ハロン79秒,終い12秒台の好時計をマークしており,追い切りが軽かった前走時よりも動けそうなデキにある。距離には全く不安が無いだけに,積極策での逆転があっても驚けない。

単穴はシルヴァーゼット。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.36.0
前走きさらぎ賞(G3)は,それほど速いペースでは無かったものの,2番手からの競馬で早々に失速して11着。現状では1800Mの距離は長いようだ。新馬,500万戦と連勝した素質馬にもかかわらず,近2走の重賞戦では4,11着と思うような結果が出ていないが,今週の追い切りでは,CWで対抗馬を上回る6ハロン78秒のタイムを叩き出すなど,状態自体は申し分なし。今回と同じ設定の阪神マイルでの500万戦では,控える競馬で楽々差し切り勝ちを収めた実績があり,適条件での一変を警戒したい。

抑えはアーバンエスケープ。穴はエイユーハーデイ。

今週のワンポイントアドバイス

末脚勝負でカリプソパンチV


中京競馬場(94年)と京都競馬場(95年)で行われた分を含めた過去10年のデータを参考にした。
1番人気は6連対とあまり褒められた成績ではなく,2,3番人気も3,2連対。上位人気の信頼度は低いが,馬連(97年は枠連)は3ケタ配当4回と1000??5000円台6回。荒れても中波乱止まりになっている。
連対馬の前走は重賞11頭,オープン4頭,500万条件以下5頭。路線別はきさらぎ賞(G3)5頭,朝日杯フューチュリティS(G1),シンザン記念(G3),バイオレットS(OP)各2頭が連対している。前走成績は1??3着15頭と4着以下5頭。入着を果たせなかった5頭はすべて重賞組,オープン以下の参戦馬は前走1着が連対への条件となっている。また,連対馬20頭の前走はダート,芝を問わず,距離も1200??2000Mまでさまざまだった。
勝ち数別は1勝馬3頭,2勝馬11頭,3勝以上馬6頭となっている。
カリプソパンチで勝負する。人気はシーキングザダイヤに集まりそうだが,前走さざんかS(阪神競馬=芝1400)の勝ちタイムは,シーキングの走破時計を0秒1上回っている。出走間隔は2カ月以上開いたが,調教量は豊富で馬体もきっちりと仕上がっている。重賞は初挑戦となるが,潜在能力は互角。末脚勝負になればタイトル奪取のチャンスは十分ある。
相手は能力と距離適性からシーキングザダイヤを推す。デビュー戦は内にササって5着に敗れたが,その後2戦を逃げて連勝した。母・シーキングザパールは海外G1を制した名牝。1ハロン距離は延びるがスピードで押し切る素質を秘めている。
上位2頭をまとめて負かせばエイユーハーデイ。前走こぶし賞勝ちの1分35秒0は当日の古馬1000万条件を0秒3上回り,次週のエルフィンS(OP)よりも0秒4速かった。地方馬でも芝適性は高い。
ブラッドバローズはキャリア2戦目で臨んだラジオたんぱ杯で5着。出遅れて最後からの追走で直線勝負にかけたが,逃げ馬がそのまま押し切るスローの展開に泣いた。ただ,馬群を割ってマークした上がり34秒7はレース最速。スムーズな競馬で末脚勝負に持ち込めれば怖い存在だ。
シルヴァーゼットはきさらぎ賞で早めに動いて11着。初距離1800Mと8キロ増の馬体の影響があったか。距離実績からマイルへの距離短縮は好材料。中1週で馬体が絞れていれば好勝負になる。
未勝利を脱出したばかりでもメイショウサライが怖い存在。前走は先行集団を射程圏内に捕らえながら中団待機。直線に向くとアッサリと差し切った。勝ちタイムは平凡だが見た目以上に強い競馬。相手なりに走る勝負根性も備えている。

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