宝ケ池特別

連絡みは2月の京都現級戦以来のご無沙汰であるが、今年の8戦で掲示板を外したのは2回のみで、0秒3以内の接戦が多いことにはそれなりの評価が必要であろう。前走の久多特別でも出遅れで後方からの競馬となりながら、直線だけで勝ち馬に0秒1差まで追い上げており、調子も良い意味で平行線の様子。適性やデキに疑念のある実績馬が人気になるようなら、近走で安定している当馬にかけてみたい。

前走の久多特別は、ブイルージュにハナを奪われてしまい2番手での競馬になって15着に惨敗。さすがに1000Mの通過が57秒台のハイペースに付き合ってしまっては、直線で粘れなかったのも無理はない。しかし、自分のペースで逃げた際には前々走の芦屋川特別で2着に粘り込んだように、実に渋太いタイプ。乗り慣れた本田騎手への手替わりも好感で、上手くハナを主張できる様なら前々走の再現までも。