2004年11月7日（日）

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11R

2004年11月7日（日）

京都

15:40発走

KBS京都賞ファンタジーステークス GIII

芝・右・外 1400m 天気：

晴

馬場：

良

サラ系2歳 オープン （混合） 牝 （指定） 馬齢 本賞金：3200、1300、800、480、320万円

予想印

枠番	馬番	馬名	大多	綾恵	ナベ	たま
1	1	コスモキララ
2	2	クロユリジョウ
3	3	ラインクラフト
4	4	リヴァプール
4	5	マイネマリスタ
5	6	モンローブロンド
5	7	ツルマルオトメ
6	8	ライラプス
6	9	ヒードザコール
7	10	ダンシングハート
7	11	マルシゲシーキング
8	12	ケイアイブーケ
8	13	エイシンハッピー

買い目

大多	8=6 8=4 8-3 8-13 6=4
綾恵	3=7 3=8 3-2 3-12 7=8
山田	4=6 4=12 4=8 6=12 6=8 12=8
たま	8=3 8=6 8=4 8=7 8=13

予想

本命はライラプス。

実績：

距離・コース：

順調度：

良・1．21．9

前走のデイリー杯2歳S(G2)は直線で4頭が横一線となり,わずかながらリードしていた当馬が勝つかと思われたところへ,大外からペールギュントが強襲し1馬身差の2着に惜敗。勝ち馬の豪脚には屈してしまったものの,人気のエイシンヴァイデン,新潟2歳S(G3)2着馬ショウナンパントルには先着しており,2番手先行の正攻法でこれだけの競馬ができたのだから大したものだ。父は現2歳が日本導入後の初年度産駒となるフレンチデピュティ,母は重賞4勝に加えてG1の桜花賞,エリザベス女王杯(99年・00年)で連対果たしたフサイチエアデールの初仔という良血。1週前の段階で既に栗東坂路で4ハロン53秒3をマークしていたのだが,今週の追い切りも芝コースを5ハロン64秒,終い12秒台と馬なりながら絶好の気配であった。短距離馬というよりは距離伸びて良さそうなタイプではあるが,牝限重賞なら今度はキッチリ決められると判断したい。

対抗はモンローブロンド。

実績：

距離・コース：

順調度：

良・1．22．9

人気が割れ気味となるくらいに評判馬のそろった前走りんどう賞だったが,フタを開けてみれば当馬の楽勝で終結。道中は4,5番手あたりで上手く折り合っていた上に,直線での伸びも際立っており,現時点での力量差をまざまざと見せつけた格好であった。父は先週に訃報が伝えられた99年のダービー馬アドマイヤベガであるが,初年度の現2歳は札幌2歳S(G3)優勝馬のストーミーカフェを筆頭に,スピードの伝わった仕上がり早の産駒が多い感じ。当馬は母系からマイルあたりに適性がありそうで,新馬戦で小倉1000Mの2歳レコードを更新した様に,スピード勝負ならヒケをとるまい。栗東坂路での追い切りも4ハロン55秒0と前走を上回るものであったし,前走の走破タイムをさらに短縮する余地は十分ある。本命馬はかなり手強そうだが,差し優勢の外回りに替わって切れ味増せば逆転までも。

単穴はリヴァプール。

実績：

距離・コース：

順調度：

良・1．21．4

府中で行われた前走のサフラン賞を半馬身差で快勝。前々走の未勝利戦を好時計勝ちしたことで当日1番人気に推され,直線だけでフェリシア以下を一気に差し切った内容は人気に違わないものだった。終い3ハロンの推定上がりも33秒台をマークしており,今後戦っていく上での大きな武器を見つけた感。多少使い詰めである点は気になるが,今週の追い切りでも栗東CWコースで6ハロン85秒台と前走並みには動いた。終いの切れすぎる点が,近年の当競走の傾向と合致しないので評価を下げたものの,持ち時計はこのメンバー中でも最速。前掛かりの流れになれば,当馬の出番が回ってくるかもしれない。

抑えはラインクラフト。穴はエイシンハッピー。

今週のワンポイントアドバイス

◇京都11R・ファンタジーS

96年に新設された牝馬重賞。過去8回,1??3番人気は3,3,2連対と不振だが,6番人気以下の人気薄も3連対。99年に馬連万馬券が1度出ているが,7回は950??3100円。比較的平穏に収まっている。キャリア,勝利数などは気にする材料ではなく,格も関係ない。路線別はりんどう賞組が3連対,もみじS組とすずらん賞組が2連対で続いている。
ライラプスはデイリー杯2歳Sで牡馬相手に2着。キャリア1戦,道中も内で包まれる競馬で直線伸びた内容は「負けて強し」を思わせた。牝馬限定戦なら自信を持って本命に推せる。