過去10年(96年と02年は東京競馬),連対馬は4??6,2??6,1??4,3??5,1??5,1??3,3??1,2??3,8??4,1??3番人気の組み合わせで決まった。上位人気の信頼度はイマイチだが,伏兵馬の台頭も少ない。馬連は3けた配当4回を含めて6回が1000円台以内,馬連最高も6870円と低め。人気サイドで決まる傾向が強い。
連対馬の前走は重賞17頭,準オープン2頭,1000万条件1頭。ステップは有馬記念組と中山金杯組が4連対で並び,2連対でステイヤーズS組と鳴尾記念組が続いている。
年齢別は4??7歳上が31,26,31,28頭出走し,それぞれ5,9,5,1連対。5歳馬が連対数,率で他世代を大きく引き離している。
関東馬VS関西馬は89頭と27頭で争い13対7。連対数で関東馬がリードしているが,関西馬が率で逆転している。
ダンツジャッジの反撃にかける。昨秋から4戦すべて3着以内と今季絶好調。中山金杯(G3)も外々回るロスがありながら直線3着に食い込んだ。中山はダービー卿CT(G3)で初重賞をもぎ取った舞台。重賞V2のチャンスだ。
ウインジェネラーレは1000万条件,準オープンを連勝中の上がり馬。オープン入り初戦でG2挑戦となるが,もともと期待の大きかった素質馬。明け4歳の勢いも侮れない。
ワールドスケールも首位争いの一角を占める。前走の中山金杯は,まだ余裕のある馬体で,直線力強く伸びてきて2着を確保した。ハンデ54キロから別定56キロになるが,500キロを超える大型馬。斤量負けの心配はない。
昨年の2着馬グラスエイコウオー。ここ2戦のレース内容に物足りなさを感じるが,昨年よりはメンバーがぐんと楽になった。少頭数,外回りコース。自慢の末脚を発揮できれば面白い。
穴を出せばコース2度目のタケハナオペラ。中山金杯7着は外を回るロスとスローペースに泣いた。2走前は58キロを背負って,翌週の鳴尾記念(G3)を0秒9上回る速い時計で快勝した。距離延長は好材料。大駆けがあっても驚けない。