2004年1月11日(日)

11R
2004年1月11日(日)
中山
15:25発走

ガーネットステークス GIII

ダート・右 1200m 天気:
馬場:
サラ系4歳以上 オープン (混合)(指定) ハンデ 本賞金:4200、1700、1100、630、420万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 サーガノヴェル
1 2 マルターズホーク
2 3 サニングデール
2 4 ハタノアドニス
3 5 シルキーラグーン
3 6 マイネルセレクト
4 7 プリンシパルリバー
4 8 テンケイ
5 9 セピアメモリー
5 10 サンライズキング
6 11 スピニングアロー
6 12 シャドウスケイプ
7 13 ヒューマ
7 14 ディバインシルバー
8 15 ブルーコンコルド
8 16 バリオス

◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 6=4 6=14 6-10 6-12 4=14
綾恵 4=6 4=1 4-9 4-10 6=1
山田 6=9 6=5 6=8 9=5 9=8 5=8
たま 12=3 12=6 12-4 12-14 12-15 3=6

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はマイネルセレクト。

実績:
距離・コース:
順調度:
重・1.09.6
昨秋の大一番だったJBCスプリント(交流G1)では,サウスヴィグラスのハナ差2着に惜敗したものの,初のG1挑戦にもかかわらず結果を残せたのだから,恥じるところは何もない。王者サウスが昨年暮れに引退,もう一方の雄・スターリングローズには前走時に1馬身半差をつけて3着に下しており,世代交代が加速したのは明白。今年は昨年以上の活躍が期待されるところだ。今回は2カ月ぶりの実戦となるが,中間は放牧に出されず自厩舎で調整されており,仕上がりも悪くない。ダートでは10戦して6・3・1・0の好成績を残しており,堅実さもピカイチ。中山は初経験であるものの,阪神で行われたシリウスS(G3)での楽勝ぶりからも,急坂を苦にするタイプでは無かろう。ハンデ58.5キロも,当馬の能力からすれば過重とは思えず,不動の本命評価が妥当と判断したい。

対抗はハタノアドニス。

実績:
距離・コース:
順調度:
重・1.10.6
中央所属時はオープンで頭打ちになってしまい,大井に移籍した当馬だが,昨年は東京盃(交流G2)での重賞初勝利を含め5勝を挙げており,見事に躍進を果たした。1番人気に推されたJBCスプリントで4着に敗れる失態を演じてしまったものの,サウスヴィグラスとナイキアディライトがテンで飛ばしただけに,時計が速くなりすぎたことも響いた感じ。前々走の東京盃優勝時には,休養明けとはいえサウスを4馬身差で退けており,その速力には侮りがたいものがある。今年で8歳となったものの,過去の当レースでは一昨年の優勝馬ブロードアピールなど,高齢での活躍が目立つだけに,特に気にする必要はない。中山は中央時代に5勝しており,コース適性も大丈夫。ハンデ57キロも恵まれた感があり,本命馬の独走に待ったをかけたいところだ。

単穴はディバインシルバー。

実績:
距離・コース:
順調度:
稍・1.09.6
昨夏の盛岡・クラスターC(交流G3)にて,スターキングマンを7馬身ちぎり重賞初制覇。続く,さきたま杯(交流G3)でもノボトゥルーとクビ差2着の接戦を演じており,今が充実期の印象だ。休み明けの前走,ギャラクシーSは逃げバテして7着に惨敗したものの,前半33秒台で飛ばしてしまっただけに,本質的に長い7ハロン戦では我慢がきかなかったか。この中間は,一度使って良化の気配をうかがわせる動きを見せており,1週前には美浦坂路で3ハロン37秒8をマーク。今回は1ハロン短縮,前記の交流重賞2鞍で手綱を取っていた安藤勝騎手への手替わり,前走から1キロ減のハンデ57キロと条件は好転しており,巻き返せるだけのお膳立ては十分整っている。

抑えはサンライズキング。穴はシャドウスケイプ。

今週のワンポイントアドバイス

能力重賞級,シャドウスケイプV


97年に重賞に格上げされ,距離も1200Mに短縮された。昨年からハンデ戦となっているが,過去7年(02年は東京競馬)のデータでレース傾向を見てみたい。
連対馬は1??4,2??8,1??5,7??1,6??1,1??2,2??6番人気の組み合わせで決まった。1番人気は3勝2着2回とまずまずの成績を残しているが,2,3番人気は3,0連対と不振。ただ1,2番人気がそろって連から消えた年がないために馬連は3けた1回,1000円台5回,6000円台1回。ここまでは比較的平穏に収まっている。ところが,3着を見てみると11,9,10,5,3,8,15番人気と入線。伏兵馬が目白押しで,いつ波乱が起こっても不思議のない状況になっている。ちなみに昨年の3連複は16万7790円と荒れた。
年齢別は4??8歳上馬が5,4,2,2,1連対。7,8歳の高齢馬も侮れない。牡馬88頭と牝馬16頭で争い12対2。牝馬は苦戦している。
出遅れ癖が解消せず,勝ち星から遠ざかっているシャドウスケイプ。前走もスタートで後手を踏んで,後方3番手からの競馬となったが,直線盛り返して2馬身半の2着に食い込んだ。細身の牡馬だけに前走1キロ減のハンデは好材料。発馬に注文は付くが,重賞をいつ勝ってもおかしくない能力を備えている。
対抗にはサニングデールを抜擢する。5歳を迎えて初めてのダート戦となるが,短距離実績ならここで一番。芝1200MのCBC賞(G2)を制覇し,G3を2勝。昨年の高松宮記念(G1)でビリーヴの1馬身差2着に健闘した。初ダートは潜在能力の高さでカバーできる。
マイネルセレクトは,ダート1200Mで3走前のレコード勝ちを含めて5戦4勝。2着もハナ差と申し分のない成績を誇っている。本来は本命にしても良い素質馬だが,2カ月ぶりでトップハンデ58.5キロ。3番手評価に留めた。
ブルーコンコルドの前走敗因は,20キロ増の馬体に尽きる。2走前の霜月特別は好位に付け,直線最内から先行勢をまとめて差し切り,レコードのオマケつきで快勝している。初ダートをものともせず,素質の高さを見せつけており,絞れそうな今回は変わり身も。
ディバインシルバーは前走正攻法で臨んだが,直線で失速。やはり1ハロン距離が長かったか。ここは3走前に後続を7馬身ちぎってレコードで制覇した得意の距離。同型馬さえさばければ,首位争いに浮上できる。
ハタノアドニスは中央時代のオープンでは勝ちきれなかったが,大井に転きゅう後は目を見張る上昇を見せている。特にここ2戦の交流戦の内容は全国レベル。地力を付けた今なら,中央のスピードにもついて行けそうだ。

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