データは過去5年のダート1200M??1600Mで行われたレースを参考にした(99年は別定)。
連対馬は6??1,5??3,7??4,6??10,6??1番人気の組み合わせで決着し,馬連は1000??6000円台。上位人気馬の不振で波乱含みになっている。
連対馬の前走は1000万下2頭,準オープン6頭,地方交流重賞2頭。そこでの成績は,1000万下2頭は1着で,残る8頭中7頭が5着以内。前哨戦で掲示板を外した馬は減点対象になる。路線別は同距離の太秦Sが2連対している。
年齢別は3??7歳馬が12,20,27,13,4頭出走して,4,3,1,2,0連対。連対数,率で3歳馬が他世代を一歩リードしている。牡馬は59頭で8連対,牝馬が17頭で2連対。牝馬は苦戦しているが,連対した2頭は7,6番人気で重量51,52キロ。軽ハンデの牝馬を穴メーカーに警戒したい。
関東馬VS関西馬は52頭と24頭で争い,5対5。率で関西馬が上回っている。トップハンデの連対は1頭のみ。ハンデ頭が人気になるようなら疑ってかかったほうがいい。
神無月Sで本命に推したホシノピアスでもう一度勝負する。昨年暮れにG3で2着,今年G2を4着。芝の実績に目が行きがちだが,初勝利は東京ダート1300Mで,後続を7馬身ちぎるレコードV。前走のブービー敗退を度外視して狙ってみたい。
相手はジングライシス。前走は昇級初戦,3カ月ぶり,しかも出遅れと悪条件が重なったが,道中慌てず徐々に着順をあげて2着を確保した。休養前に1000万下で2着を9馬身ちぎって逃げ切りV。ダートも7戦して,3勝,2着4回と底を見せていない。56キロのトップハンデなら首位争いは可能だ。
休養明け2戦目のモンテタイウンは前走8着をたたかれ急上昇している。3走前に距離は1ハロン短いが,東京ダート1300MでレコードV。昇級2戦は6,8着に敗れているが,直線の長い府中で一変しても驚けない。
マルトクは前走1000万下をクビ差で勝ち上がった。好スタートを決め,ハナを奪ってそのままスピードで押し切った。昇級戦となるがハンデ51キロは裸同然。同型馬不在でマイペースに持ち込めば逃げ切りVまでありそう。
リンガスローレルも怖い1頭。最後の詰めが甘く勝ちきれずにいるが,春から8戦掲示板を外していない。前走もジンクライシスと0秒3差4着。展開に左右されないのは強み。混戦になれば上位戦線に浮上しても不思議はない。
ジョウノデイリーは目下3連勝と勢いがある。先行して抜け出す強い競馬でダート1000??1300Mで勝ち進んできた。春の阪神と東京で1400M連続2着の実績。ハンデ頭,昇級初戦と条件は厳しいが,連下にはマークしておきたい。