2004年6月13日(日)

11R
2004年6月13日(日)
東京
15:35発走

エプソムカップ GIII

芝・左 1800m 天気:
馬場:
稍重
サラ系3歳以上 オープン (混合)[指定] 別定 本賞金:4300、1700、1100、650、430万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 ハレルヤサンデー
1 2 ミスキャスト
2 3 ヤマノブリザード
2 4 スプリングシオン
3 5 マイネルソロモン
3 6 ストロングブラッド
4 7 タケハナオペラ
4 8 マイネルアムンゼン
5 9 ハスラー
5 10 イシノミューズ
6 11 トーセンダンディ
6 12 トーホウシデン
7 13 ダンツジャッジ
7 14 ヴィータローザ
7 15 ワールドスケール
8 16 ダイワジアン
8 17 リキアイタイカン
8 18 ウインクリューガー

◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 8=12 8=13 8-14 8-18 12=13
綾恵 8=13 8=1 8-7 8-12 13=1
山田 8=1 8=9 8=2 1=9 1=2 9=2
たま 18=15 18=8 18-1 18-3 18-14 15=8

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はマイネルアムンゼン。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.45.0
雨の中で行われた前走,新潟大賞典(G3)で2度目の重賞制覇を達成。直線では皆が外ラチ沿いに殺到する状態となり,大外枠発走で恵まれた点もあったが,2着ハレルヤサンデーにキッチリと半馬身の先着したのだから,力が増している印象だ。昨年の後半戦は掲示板がやっとでさほど成績は残せなかったが,前々走のオーストラリアTのクビ差2着で復調の兆しは見せていた。昨年も4月の1000万特別勝ちを皮切りに3連勝の勢いのまま当競走を制覇しており,春から夏にかけての時期が稼ぎ時なのかもしれない。中間の調教も引き続き良い動きを披露しており,一旦軌道に乗れば好調期間が長く続くタイプであるのも好感が持てる。前走で手合わせした面々も多く,これといった強敵も見当たらないとなれば,昨年に続く連覇まで見込めそうだ。

対抗はトーホウシデン。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.45.7
4年前の菊花賞(G1)2着や昨年の中山金杯(G3)優勝など,実績はここでも上位の存在。今年7歳になるものの,レースを数多く使っていないので,馬も未だ磨り減ってはいない感じ。今回は6カ月半ぶりの出走となるので仕上がりは気になるところだが,4月から坂路主体で時計を出しており本数は十分こなしており,1週前の追い切りでは本命馬との併せ馬を敢行,美浦南芝コースで6ハロン61秒,終い12秒台を馬なりでマーク。完全に仕上がっているとみて良さそうだ。昨秋の毎日王冠(G2)での2着(本命馬は6着)ほか,ポン駆け実績が豊富なのも好感が持て,雨天や渋った馬場でもそれなりに結果を残しているだけに,いきなりでも期待は大きい。

単穴はダンツジャッジ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.47.0
昨春のダービー卿CT(G3)優勝など,以前は短距離馬の感があった当馬だが,昨秋から徐々に距離を伸ばして,今年1月には2200MのアメリカJCC(G2)を優勝する変身ぶり。休養明けだった前走の安田記念(G1)では,最後方から追い込んで0秒5差の8着に健闘。馬体は休養前より16キロも減っていたが,前出のダービー卿CT時の馬体重が488キロなので,502キロなら当馬にとっては正常の範囲内であろう。先週G1を走ったにもかかわらず,今週再度の輸送で連闘となるといささか厳しい感もあるが,これは当初の予定通りとのこと。1800M戦では4戦して連対を外していないこともあり,使っての上がり目があるようなら侮れない。

抑えはヴィータローザ。穴はウインクリューガー。

今週のワンポイントアドバイス

G1を制した舞台で,ウインクリューガー



芝1800Mの東京開催は変わっていないのだが,ハンデ戦から96年に別定へと条件変更された。ここでは過去8年のデータを参照にレース傾向を見てみたい。
連対馬は1??8,6??3,1??2,11??9,1??2,5??7,4??7,1??3番人気の組み合わせで決着した。勝率5割の1番人気はまずまずの成績だが,2,3番人気は1,2連対と不振。連対馬の半数近い7頭は6番人気以下から連に食い込んでいる。馬連は99年の3万馬券含め5000円以上の高配当が4回で,3けた配当はわずか1回。波乱を視野に入れた馬券検討が必要だ。
連対馬の前走は重賞8頭,オープン6頭,準オープン2頭。そこでの成績は1??5着8頭と6??16着8頭。前哨戦の成績は気にする必要はない。
路線別は京王杯スプリングC(G2)組3連対,新潟大賞典(G3)組と都大路S組がそれぞれ2連対している。出走間隔は中1週??1カ月半の範囲に15頭が集中,順調に使われていることが連対への条件となっている。
年齢別は4??7歳上馬が53,34,20,24頭出走して,7,5,1,3連対。4歳馬が最多の7連対しているが,優勝に限ると5歳馬が5勝の好成績を残している。牡馬116頭と牝馬15頭で争ったが,ここまで牝馬は連に絡んでいない。
ウインクリューガーで勝負する。前走新潟大賞典は道中折り合って2番手追走。直線早めに抜け出して4着と敗れたが,着差は0秒1差。東京はNHKマイルC(G1)を制した相性の良い舞台。父系から距離が1ハロンでも短縮するのは好材料。NHKマイルCを制した舞台でG1馬の意地を見せつける。
ワールドスケールが相手。昨秋から仕上がりひと息で伸び悩んでいたが,ようやく本格化してきたようだ。前走は後方から上がり33秒台の末脚で追い込んで3着に突っ込んだ。距離の方も決め手を生かせる1800Mはベスト。
3番手に昨年の覇者マイネルアムンゼンを推す。新潟大賞典を好位追走から鮮やかに差し切った。今回はフルゲート18頭と頭数はそろったが,多頭数の割りに先に行く馬が少なく,先行脚質だけに展開は有利なはず。前走より他馬のマークは厳しくなるが,上がりの勝負に持ち込めれば重賞連覇のチャンスだ。
ハレルヤサンデーは新潟大賞典で直線他馬にぶつけられたが,ひるむことなく2着に健闘した。初距離の前走で連を確保できたのは能力の高さの証明。東京は昨年58キロを背負った安田記念で0秒6差。距離短縮も歓迎だ。
ヴィータローザはハイペースの目黒記念(G2)で早めに仕掛けて0秒5差。3走前に阪神で2500Mを勝っているが,距離はむしろ1800Mぐらいがベスト。3歳重賞2勝の実力なら能力差はない。
穴を出せばヤマノブリザードか。前走は直線で馬群をさばけずに不完全燃焼に終わった。鞍上にオリヴァーを配し,決め手を生かせる府中なら大駆けがあっても驚けない。

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