2004年5月16日(日)

11R
2004年5月16日(日)
東京
15:35発走

京王杯スプリングカップ GII

芝・左 1400m 天気:
馬場:
稍重
サラ系4歳以上 オープン (国際)(指定) 別定 本賞金:6000、2400、1500、900、600万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 リキアイタイカン
1 2 フィートソーファスト
2 3 マチカネアカツキ
2 4 エースインザレース
3 5 ジョウテンブレーヴ
3 6 キスミーテンダー
4 7 ウインラディウス
4 8 ネイティヴハート
5 9 ゴッドオブチャンス
5 10 ミデオンビット
6 11 テレグノシス
6 12 アタゴタイショウ
7 13 マイネルソロモン
7 14 オーゴンサンデー
7 15 ギャラントアロー
8 16 ロイヤルキャンサー
8 17 サニングデール
8 18 キタサンチャンネル

◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 7=11 7=15 7-3 7-8 11=15
綾恵 3=11 3=5 3-7 3-13 11=5
山田 4=17 4=7 4=13 17=7 17=13 7=13
たま 5=3 5=7 5-6 5-11 5-17 3=7

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はウインラディウス。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.22.2
1番人気に推された前走のダービー卿CT(G3)では,内めのコース取りでうまく流れに乗りながらもクビ+クビ差の3着に惜敗。上位2頭とはハンデの差もあったが,手応えほど伸び切れなかったあたり,やはり中山マイルは合っていない様子。前々走の東京新聞杯(G3)で,2着のクラフトワーク以下を全く問題にしなかったことを思い出せば,広々とした府中コースでならもっとやれて良いはずだ。前走後は短期放牧を挟んでコースと坂路で入念に乗り込まれており,直前の気配は上々。ここは近2走以上に相手が強くなったが,ここでキッチリと結果を出して本番の安田記念につなげたいところだ。

対抗はテレグノシス。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.21.0
昨秋のマイルCS(G1)で14着,暮れの香港マイル(国際G1)も7着と結果を出していないが,展開不向きや夏の仏遠征の疲れ,アウェーでの競馬といった敗因もあっただけに,これが実力ではあるまい。昨年の当競走では59キロを背負いながらも,鮮やかな差し脚で優勝を決めており,全4勝を挙げている府中に戻れば話は違う。今回は香港遠征以来の5カ月ぶりがどうかだが,放牧先で乗り込まれていたようで,帰厩してから日は浅いものの,追うごとに動きは上昇。今週の追い切りでも,美浦南Wコースでまずまずの時計で動いており,これで態勢は整いそう。良馬場向きなので同日の馬場状態は気になるが,馬場の良い外めを差す形に持ち込めれば連覇までも。

単穴はギャラントアロー。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.20.2
前走の高松宮記念(G1)では,前半3ハロン33秒を切るペースで飛ばしたが,直線半ばで捕まり4着まで。それでも勝ち馬サニングデールとは0秒2差で,楽にハナへ行ければ大崩れしないタイプだ。前走後も特にデキ落ちはなさそうで,自分の競馬に持ち込みやすい分,距離延長は歓迎。府中の長い直線は差し馬の餌食になりやすい感もあるが,過去の結果を見ると意外に先行勢が残っているのも確か。道悪も苦にしないので,降雨で後方の追撃が鈍るようなら,ラチ沿いをロスなく行っての粘り込みを期待できそう。

抑えはマチカネアカツキ。穴はネイティヴハート。

今週のワンポイントアドバイス

得意の東京でジョウテンブレーヴ


安田記念の前哨戦として見逃せない一戦だ。94年に国際競走に指定され,96年に開催時期が3週繰り下げられた。
過去10年,連対馬は1??4,17??15,5??1,1??12,1??8,1??4,5??2,2??7,11??6,5??6番人気の組み合わせで1,2着した。1番人気の成績は4勝,2着1回と,ほめれるものではなく,2,3番人気も2,0連対とブレーキを起こしている。上位人気は不振で,代わりに6番人気以下から2けた人気馬4頭を含めた8頭が連対している。
馬連は5回が2500円以内で決着する一方で,8万馬券を最高に万馬券が3回も飛び出している。荒れるか堅いかの見極めが肝心な一戦となっている。
関東馬が11連対で,関西馬5連対,外国馬4連対。関西馬の優勝はなく,外国馬もここ7年間は連に絡んでいない。
日本馬に限って前走条件を見ると,連対16頭中14頭が重賞をステップに出走し,残る2頭はオープンと準オープン。そこでの成績は13頭が5着以内。また,路線別はダービー卿CT(G3)組が4連対,3連対でマイラーズC(G2)組が続いている。
連対20頭の出走間隔は,中1週??1カ月半に12頭が集中しているが,8頭は3カ月半??6カ月半の範囲。能力さえあれば前走と間隔が開いても好走している。
ジョウテンブレーヴで勝負する。ダービー卿CTで後方から鋭い追い込みを見せて4着。完全復活をアピールした。今回は先週6勝の固め打ちをした小牧太騎手との新コンビ。2勝をあげている東京もベストの舞台だ。
マチカネアカツキは1年10カ月ぶりの前走で復帰戦を飾った。さすがダービーの3着馬で,準オープンでは性能が違っていた。賞金不足で出走が危ぶまれていたが,一番最後の18番目に滑り込んで参戦がかなった。能力の高さは周知の通り。2走ボケさえ出なければ首位争いは必至だ。
ダービー卿CTでゴール前3着に突っ込んできたウインラディウス。前走は馬場の痛んだインを終始通らされて,末脚の鋭さを発揮することができなかった。東京コースは2走前の東京新聞杯(G3)で,上がり33秒台をマークして圧勝した舞台。上位2頭をまとめて差し切る末脚は備えている。
サニングデールは高松宮記念(G1)で勝負どころから外に出して,直線末脚を爆発させG1のタイトルをつかんだ。スプリント戦では重賞5勝を含む7勝を挙げているが,1400Mでは6着が最高。昨年も高松宮記念2着から当レースに参戦したが7着だった。距離1ハロン延長,坂のあるコース,重量59キロとハードルは低くないが,G1馬の底力は侮れない。
昨年の勝ち馬のテレグノシス。仏ジャックルマロワ賞3着以来,海外成績を含めここまで13,14,7着と鳴りを潜めている。ここも5カ月ぶりで,鉄砲実績も(0・0・0・5)。ローテーションからは狙いづらいが,このレースは過去10年で休養馬が8連対と好成績を収めている。連下にはマークしておきたい。
連闘で出走してきたキスミーテンダー。前走の都大路Sは好位で流れに乗り,4コーナーでも手応え十分だったが,直線追って伸びず10着に敗れた。前々走,東京新聞杯以来の久々だった影響が出たか。しかし,昨年の当競走の2着馬で,初勝利を挙げた時が連闘策。人気薄でも大駆けが期待できる。

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