2004年2月22日(日)

11R
2004年2月22日(日)
東京
15:40発走

フェブラリーステークス GI

ダート・左 1600m 天気:
馬場:
サラ系4歳以上 オープン (混合)(指定) 定量 本賞金:9400、3800、2400、1400、940万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 サイレントディール
1 2 ミツアキタービン
2 3 イーグルカフェ
2 4 ユートピア
3 5 シャドウスケイプ
3 6 ハタノアドニス
4 7 ノボトゥルー
4 8 ブルーコンコルド
5 9 トーシンブリザード
5 10 アドマイヤドン
6 11 ノボジャック
6 12 ブイロッキー
7 13 ヒューマ
7 14 ストロングブラッド
8 15 スターリングローズ
8 16 タイムパラドックス

◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 10=4 10=5 10-13 10-14 4=5
綾恵 10=1 10=7 10-2 10-3 1=7
山田 7=5 7=10 7=16 5=10 5=16 10=16
たま 5=10 5=4 5-1 5-7 5-14 10=4

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はアドマイヤドン。

実績:
距離・コース:
順調度:
重・1.35.4
昨秋の成績は,エルムS(G3)での9馬身差の圧勝を皮切りに,交流G1の南部杯,JBCクラシックも共に楽勝。前走のJCダート(G1)を優勝することで,日本最強を高らかに宣言するはずだったが,伏兵フリートストリートダンサーにハナ差競り負けてしまい,まさかの2着に敗退。取りこぼしたモノは大きかったが,後続は5馬身ちぎれており,国内には敵が見当たらなくなったのも確か。今回は府中のマイル戦だが,同じ左回りマイルの南部杯を4馬身差で圧勝した内容から短縮は問題あるまい。休養明け初戦でも,本数は十分追われており仕上がりの面も上々。3月にはドバイWCへ招待されており,日本代表としての期待は高まる一方である。スターキングマン,ビワシンセイキといった強豪不在のここは,まず負けられない一戦だ。

対抗はユートピア。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.35.8
古馬との対戦だったJBCクラシック,JCダートは10,12着に惨敗。全日本2歳優駿(交流G1),ダービーグランプリ(交流G1)優勝といった実績からすると案外な結果だが,前走の芝のマイル戦・京都金杯(G3)で時計差なしの3着に好走し,復調をアピール。昨年のユニコーンS(G3)でレコードで5馬身差の圧勝を収めており,2000M超のレース戦よりは,2戦2勝のダートマイルが合っている可能性は高そうだ。やや間隔が開いたが,この中間も栗東坂路で4ハロン51秒,終い12秒台を連発する好調ぶり。ここは積極的にレースを引っ張りそうな逃げ馬が見当たらず,自分のペースで行けそうなのは好都合。本命馬を負かせるかは正直厳しい印象だが,ベストの条件ならば,その差も幾分か縮まるはず。

単穴はシャドウスケイプ。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
前走の根岸S(G3)で念願の重賞初制覇。先行勢が飛ばしてくれたことで後続が有利になった面もあったが,外に回しての伸び脚には良いものがあった。追い込みに近い差し馬なためなかなか勝ち切れなかったものの,それだけに直線長い東京での重賞獲りは必然だったかもしれない。過去の交流重賞では1900Mなどの距離をこなしており,今回の延長もマイルなら我慢が利きそうだ。中2週での競馬だが,今週の追い切りでは坂路で同厩のノボトゥルーと併せて先着するなど順調そのもの。ペース次第では不発の可能性があるものの,勢いある今なら連下争いに加わる資格十分。

抑えはヒューマ。穴はストロングブラッド。

今週のワンポイントアドバイス

脚質ピッタリのシャドウスケイプV


04年の中央競馬最初のG1はダート王決定戦。昨年は東京競馬場の馬場改修工事で中山で行われた。新コースでのバトルは初めてになるが,ダートの頂上決戦にふさわしい砂巧者が結集した。早速,G1に昇格した97年からの過去7回データで,レース傾向を探ってみた。
1番人気は2,5,6,13,
4,1,1着。ここ2年は連続で勝っているが,2勝2着1回では信頼度は低い。また2,3番人気も3,1連対。上位1,2番人気が連からそろって消えたのは1回だけだが,馬連3ケタ配当で収まったことは1度もなく,波乱傾向を示している。
連対14頭の前走はすべて重賞戦。そこでの成績は1??3着11頭と4,5着各2,1頭と全馬が掲示板に載っていた。路線別は6連対の平安S(G3)組がトップ,次いで東京大賞典(交流G1)組(大井競馬)が3連対で続いている。
4??7歳上馬が26,26,36,24頭が出走し,6,5,2,1連対。7歳以上の高齢馬や出走最多の6歳馬に元気がなく,4歳と5歳世代に期待したい。
昨年2着のビワシンセイキを除く13頭が重賞ウイナーで,うち12頭はダート重賞で勝ち星を挙げていた。さらに,そのうちの11頭は重賞2勝馬。ダートの頂点を射止めるためには,重賞勝ちが最低条件となっている。
関東馬36頭,関西馬64頭,地方馬12頭が出走して,2,10,2連対。97,98年と関東馬が連勝したが,その後5年間は1頭も連対馬が出ていない。ダート高額条件で圧倒的な強さを見せている関西馬を中心視したい。
前哨戦で根岸S(G3)を快勝したシャドウスケイプを本命に推す。前走は出遅れてヒヤッとしたが,結果的には幸い。ゴチャつく先行馬群をうまく交わし,直線外から豪快に差し切った。1600M以上での勝ち星はないが,交流G3のマイルと1900M戦で2着の実績。脚質ピッタリの府中コースならG1初制覇のチャンスは十分にある。
アドマイヤドンは左回りの1600Mを含めて交流G1を3勝。昨年のジャパンCダート(G1)で外国馬にハナ差惜敗したが,3着以下を5馬身ちぎった。距離や馬場を問わない万能型。久々でも鉄砲に不安はなく,JRAのG1初制覇でドバイ遠征に弾みをつけるか。
左回りのダート1600Mで2戦2勝のユートピア。ジャパンCダートで12着と惨敗しているが,同舞台の府中のユニコーンS(G3)をレコード勝ち。アドマイヤドン同様にドバイを目指しているだけに,無様なレースはできないはずだ。
サイレントディールは今回と同じ東京のマイル・武蔵野S(G3)で2着を4馬身突き放して快勝した。ここ2戦の凡退には不満が残るものの,ドバイワールドCで2着に健闘したトゥザヴィクトリーの全弟という良血馬。鞍上ペリエも魅力。
3年前の覇者ノボトゥルー。8歳馬で大きな上積みは期待できないが,前走の根岸Sで見せた末脚からは,全く年齢的な衰えを感じられない。59キロから2キロ減の57キロは有利。この馬を知り尽くしている武豊が騎乗しているだけに,警戒を怠れない。
ストロングブラッドは,交流重賞を目下2連続2着。先着した相手がプリエミネンスとビワシンセイキ。この両馬と勝ち負けの接戦だっただけに,このメンバーに入っても大きな見劣りはない。相手強敵で楽な競馬にはならないが,連下にはマークが必要だ。

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