2004年2月8日(日)

11R
2004年2月8日(日)
東京
15:35発走

共同通信杯 GIII

芝・左 1800m 天気:
馬場:
サラ系3歳 オープン (混合)(特指) 別定 本賞金:4200、1700、1100、630、420万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 ビッググラス
2 2 ブラックコンドル
3 3 アサクササイレン
4 4 マイネルゼスト
5 5 レディインブラック
6 6 エプソムボス
7 7 ナムラシーザー
7 8 ボブビースト
8 9 アポインテッドデイ
8 10 マイネルデュプレ

◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 9=10 9=3 9-4 9-7 10=3
綾恵 7=10 7=4 7-1 7-8 10=4
山田 7=2 7=9 7=5 2=9 2=5 9=5
たま 4=9 4=2 4-7 4-10 9=2

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はアポインテッドデイ。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
暮れの朝日杯FS(G1)では,直線で内ラチに何度かモタれながらも0秒1差の3着を確保。ここまでの4戦で勝ったのは新馬戦の1回だけだが,前々走の京王杯2歳S(G2)でも2着連対を果たしており,2度の重賞挑戦で相応の結果を出している強みは大きい。前走後は多少なりとも反動があったようだが,1週前追いでは美浦南Wコースで5ハロン62秒台の好時計をマークしており,調子は完全に戻った様子。近2走の内容がスピードある短距離馬としての資質を示唆しているだけに,距離はマイルが上限ではないかという疑念は残るが,4年前の優勝馬には,後のNHKマイルC(G1)優勝馬イーグルカフェがおり,この時期までならスピードと完成度の差でしのげる可能性十分とみた。

対抗はマイネルデュプレ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.49.9
中山マイルで行われた前走,ひいらぎ賞は後続を2馬身突き放す快勝。外枠発走のため道中の追走には手間取ったが,馬群を割って抜け出す際の脚には見どころがあった。ペンタイア産駒はレースを使われて力を付ける馬が多く,昨年のエプソムC(G3)優勝馬マイネルアムンゼン,先週の東京新聞杯(G3)で2着したクラフトワークなど府中は大得意だけに,コース替わりは好都合。今回と同じ1800Mで行われた前々走,東京スポーツ杯2歳S(G3)は7着に敗れているが,これは折り合い欠いて早めに動いたのが響いた感じ。3走前の未勝利戦は3馬身差で快勝しているだけに,上手く流れに乗れれば,距離に不安がない分,本命馬より有利に立てるはずだ。

単穴はアサクササイレン。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
降雪のためにダート変更となった新馬戦では,2着馬との激しい追い比べをクビ差制して勝利。結果的にダートで勝ち上がったが,父がサンデーサイレンスで,半姉がオープンで活躍中のレンドフェリーチェなら,もちろん芝でこその馬だろう。姉は1800M前後を得意にしているが,父がコジーンからサンデーに替わっており,距離には融通が利きそうだ。年明けの京成杯へ登録していたが,こちらへ予定を変更。その分,乗り込み量は豊富で,前走時からの上がり目は大きい。ダート1戦のキャリアで重賞初挑戦の不安は大きいものの,ここは先物買いで狙ってみる価値がある。

抑えはナムラシーザー。穴はマイネルゼスト。

今週のワンポイントアドバイス

自在性備えたマイネルゼスト


春のクラシックをにらんだ重賞。降雪でダート変更となった98年を除いた過去9回でレース傾向を探ってみた。
連対馬は1??2,2??1,1??4,1??3,10??13,4??6,1??3,1??7,3??5番人気で決まった。1番人気は5勝,2着1回とまずまずの成績で,2,3番人気も2,3連対。99年に2けた人気馬同士の決着で馬連複11万馬券が飛び出したが,残る8回は3けた配当5回を含め5000円以内。基本的には人気サイドの決着となっている。
連対馬の前走は重賞組12頭,オープン3頭,500万条件3頭。前哨戦で掲示板を外した2頭が巻き返しているが,残りの16頭は4着以内に好走していた。なお,条件組の3頭は前走1着馬だった。
ステップは,京成杯(G3)組4連対,ラジオたんぱ杯2歳S(G3)組4連対,ジュニアCの2連対が有力となっている。前走ダートから参戦して連に絡んだのは1頭のみ。芝を使っていることが連対への条件となっている。
関東馬66頭と関西馬38頭で争い7対11。「西高東低」のクラシック戦線で関東馬が健闘している数少ない重賞になっている。
距離実績は連対18頭中17頭までが,クラスに関係なく1800M以上で連対するか,オープン以上のマイルで連対を果たしていた。また,勝利数では1??3勝上馬が5,8,5連対。当然のことだが,勝ち星が多い馬ほど連対率が高い。ちなみに3勝上馬の連対率は5割を上回っている。
マイネルゼストで勝負する。朝日杯FS(G1)は故障馬のあおりを受けて8着に敗れたが,続くジュニアCを逃げ切ってうっぷんを晴らした。1000Mの新馬から徐々に距離を延ばして3勝を挙げており,3走前の500万条件は好位の4番手から直線差し切り。初距離1800Mに不安はなく,ハナにこだわらない自在性も備えている。
相手はアポインテッドデイ。京王杯2歳S(G2)2着,朝日杯FS3着とハイレベルの重賞で好走を続けている。前走G1も快速馬メイショウボーラーを追走しながら小差の3着。1ハロン距離延長でも非凡なスピードが鈍るとは思えない。
降雪で急きょダート変更になった中京2歳Sを制したブラックコンドル。初ダートをレコードで制したように,潜在能力は相当高い。父エルコンドルパサーは,98年に当レースに出走(降雪でダート変更)し,後続を寄せ付けない走りで快勝した。「父子制覇」を成し遂げ,クラシック戦線に名乗りを挙げれる素質馬だ。
シンザン記念(G3)3着のナムラシーザーも差は少ない。前走はスローペースで差し馬に厳しい流れ。外を回って0秒5差なら悲観する内容ではない。脚質から直線の長い府中は歓迎。混戦になれば上位争いに食い込める。
マイネルデュプレは前走15番枠から中団に付け,勝負どころから仕掛けて直線抜け出した。勝ちタイムは平凡だったが,すでに東京を3走経験しているのは強み。終い確実に伸びる末脚でどこまで迫れるか。

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