2004年8月29日(日)

11R
2004年8月29日(日)
新潟
15:35発走

農林水産省賞典 新潟記念 GIII

芝・左・外 2000m 天気:
馬場:
サラ系3歳以上 オープン (混合)(特指) ハンデ 本賞金:4300、1700、1100、650、430万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 レニングラード
2 2 エイシンスペンサー
3 3 トーセンダンディ
4 4 マーベラスダンス
4 5 サンライズシャーク
5 6 チアズブライトリー
5 7 ニシノセレッソ
6 8 スーパージーン
6 9 トウカイオーザ
7 10 サクラデインヒル
7 11 マンノチャンピオン
8 12 グラスエイコウオー
8 13 エイシンハリマオー

◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 4=8 4=6 4-1 4-10 8=6
綾恵 1=13 1=6 1-3 1-4 13=6
山田 4=7 4=10 4=1 7=10 7=1 10=1
たま 4=10 4=1 4=3 4=6 4=8

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はマーベラスダンス。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.57.7
前走の準オープン戦・天の川Sを制して遂にオープンへ昇格。ワールドスケールとの争いは最後までもつれたが,2.5キロのハンデ差があったにせよ,この強敵相手にクビ差でも先着したのは立派の一言だ。前々走の七夕賞(G3)でクビ+クビ差の3着の実績からも昇級の壁は感じないし,重賞初挑戦だった4走前の新潟大賞典(G3)で直線で前が塞がる不利を受けながら,0秒3差の6着に健闘していた事実は見逃せない。2000M戦では8戦5勝を挙げており,馬券対象を外れたのは前記の新潟大賞典,58キロを背負った1000万特別の2回だけと堅実。この中間は特にデキ落ちも感じられず,ハンデ54キロなら重賞初制覇も無理な話ではあるまい。

対抗はスーパージーン。

実績:
距離・コース:
順調度:
稍・2.00.8
前走の北九州記念(G3)は3角辺りから徐々に置いて行かれてしまい,そのまま10着に敗退。同じ1800M戦だった前々走の福島テレビOPを勝利していたとはいえ,過去の良績は2000??2500Mに集中しており,本質的には距離が短かった様子。さらに,G1級の面子を相手のレコード決着では分が悪かったようだ。脚部不安のため今年4月まで1年近く休養していたが,叩き2戦目の新潟大賞典で半馬身+クビ差の3着に好走し,今週の追い切りも栗東坂路で4ハロン54秒6,終い13秒3と重馬場でも動いており,当馬にしては良いデキにある。新潟大賞典時に比べれば,マイネルアムンゼンやブルーイレヴンらの強豪が出走していないだけメンバーは手薄な感じ。ハンデも近走並みの56キロで止まっており,今回も流れ一つでチャンスがありそうだ。

単穴はチアズブライトリー。

実績:
距離・コース:
順調度:
稍・1.56.8
休養明けだった前々走の七夕賞(G3)で,昨年の京阪杯(G3)に続く2度目の重賞制覇。今年前半の成績がサッパリだったため人気が落ちていたが,トップハンデを背負って直線一気に差し切ってしまったのだから,強いの一言である。前走の関屋記念(G3)では12着に惨敗してしまったが,中長距離戦がベストの当馬にとってマイル戦は忙しかった感じ。おそらくレース間隔が開きすぎることを嫌っての叩き台であったとみるべきだろう。過去の距離実績からも狙いのレースは今回のはずで,中間の気配も良い意味で平行線。新潟が新装されてからの過去3年,トップハンデ馬がことごとく消えているのは気になるが,今回のメンバーで重賞勝ちの実績があるのは,当馬とトウカイオーザだけ。トップハンデ58キロが嫌われて人気が落ちるようなら,むしろ狙い目かもしれない。

抑えはレニングラード。穴はサクラデインヒル。

今週のワンポイントアドバイス

ベストの距離でマーベラスダンス


過去10年(96,00年は中山開催)のレースで傾向を見てみたい。
1番人気は5勝,2着3回の8連対。2,3番人気もそれぞれ3,3連対と上位人気は上々の成績を残している。人気薄からは7,8,9番人気が1頭ずつ連対しているが,上位3番人気が毎年連に絡んでおり,馬連最高は5740円。ハンデ戦でも比較的落ち着いた配当で収まっている。ただ,新コースで行われたここ3回は3着に10,9,8番人気馬が入線。過去2回の3連複は1万2740円,3万3340円の波乱決着となっている。
年齢別は3??7番人気が6,28,41,34,28頭出走して,0,4,8,5,3連対。5歳馬が連対数,率でリードしているが,6,7歳馬も合わせて互角の8連対と健闘している。
トップハンデ馬11頭の成績は2,1,3,10,1,2,3,1,4,7,13着。これまで5頭が連に絡んでいるが,いずれも1番人気に支持されていた。ハンデ頭チアズブライトリーの人気の動向に注目したい。関東馬VS関西馬は95頭と42頭で争い,12対8。出走頭数に開きはあるが,連対率で勝る関西馬を警戒したい。
上がり馬マーベラスダンスの初重賞制覇チャンス。前走の天の川Sで中山金杯(G3)2着のワールドスケールをキッチリと差し切った。オープン入りしたばかりでも,2走前に七夕賞(G3)で0秒1差3着。能力的な裏付けは十分ある。芝2000Mは8戦して,新潟2勝を含めて5勝をマークしている。
相手は単騎逃げの見込めるサクラデインヒル。準オープンの朱鷺Sでマイペースに持ち込み,直線二枚腰の粘りで2着を確保した。前走から6キロ減の51キロ。裸同然のハンデならあっと言わせるシーンがあっても驚けない。
5カ月ぶりの前走でレニングラードは58キロを背負って,後続を3馬身突き放した。長期休養で出世が遅れているが,ようやく軌道に乗ったか。新潟コースは2度目,芝2000Mも3戦2勝と実績に不足はなく,55キロの斤量も恵まれた。
関屋記念(G3)で12着に敗れたチアズブライトリー。前走の敗退は距離不足。前々走の七夕賞では57キロを背負って,クビ差差し切って重賞を制覇している。トップハンデ58キロは気になるが,潜在能力は互角だ。
トーセンダンディはここ3戦の重賞で7,8,4着と敗れたが,着差はいずれも0秒3。あとひと押しが利かず,差し切れずにいるが,前走関屋記念(G3)でも上がり33秒台の決め手を見せている。前半で脚をためて直線勝負に持ち込めば勝機はある。
穴を出せばスーパージーンか。小回りの前走北九州記念(G3)で10着と苦戦したが,不利のあった春の新潟大賞典(G3)で0秒1差3着。重賞では勝ち切れないが,前々走福島でオープンを勝っているように力量は見劣りしない。平たん巧者が,大駆けしてもおかしくない。

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