左回りにリニューアルされた過去3回(昨年は別定)は,18,16,18頭立てで行われた。連対馬は1??2,1??2,2??3番人気の組み合わせで1,2着。人気馬同士の決着で馬連は980円,550円,1590円と堅い。ただ,3着には3,9,11番人気馬が入線し,3連複は4480円,2万5020円の高配当になっている。
連対6頭は全馬が前走芝レースで,距離は1200M5頭と1400M1頭。短距離をステップにした馬が活躍している。また,そこでの成績は3,1,1,3,7,3着。前哨戦で好走した馬が勢いに乗って連対している。路線別は2連対の栃尾特別組に注目したい。01年は出走がなく連に絡んでいないが,ここ2年は連続優勝中で,今年も5頭が出走してきた。
牡馬は30頭で1連対,牝馬が22頭で5連対。夏に強い牝馬が大活躍している。年齢別は3??6歳上馬が7,10,20,15頭出走して,0,4,2,0連対。4,5歳馬が好成績を挙げている。関東馬VS関西馬は44頭と8頭で争い5対1。連対数で関東馬,率で関西馬となっている。
ジュラナスリングは降級戦の前走で期待通りの快勝を見せた。もともと1000万下で好走していた力量馬で,勝ちタイムも前週NSTオープンより0秒3速い。ハンデ56キロなら連勝のチャンスだ。
カラフルトークは3勝すべてを短距離戦で挙げた。大外枠に入った前走の飯豊特別もスタートから思い切り控える競馬。道中じっくり脚をため直線勝負にかけたが2着惜敗。追い込み作戦は成功したが相手が強すぎた。今回もベストの1400M。警戒が必要だ。
シアトルユーは3走前に東京のダート1400Mで1000万下を勝っている。その後2戦は9,3着に敗れたが着差は0秒6,0秒4と小差。ダート,芝は問わないタイプ。トップハンデ57キロは見込まれたが,能力は差はない。
スノースタイルは前々走が道悪と1番枠で窮屈な競馬,前走は出負けして脚を余した。ここ2戦消化不良の競馬が続いているが,春の新潟で芝1400Mの朝日岳特別で0秒3差2着した実績がある。ハンデ53キロなら反撃が期待できる。
8カ月半ぶりでもヒシフェアレディは侮れない。休養前に東京で今回と同条件の1000万下を快勝。芝1400Mも2勝,2着2回とパーフェクト連対。実戦勘さえ戻っていれば好勝負になる。
スイートチャームは3走前に東京1000万下で2着に好走した。前走の栃尾特別は,いつもの落ち着きがなく9着に敗退したが,着差は0秒7。芝1400Mは7戦1勝,2着2回,3着1回と得意にしている。良馬場なら一発が期待できる。