2004年8月1日(日)

11R
2004年8月1日(日)
新潟
15:35発走

関屋記念 GIII

芝・左・外 1600m 天気:
馬場:
サラ系3歳以上 オープン (混合)(特指) 別定 本賞金:4300、1700、1100、650、430万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 シャフツベリー
2 2 チアズブライトリー
2 3 ユキノサンロイヤル
3 4 チョウカイリョウガ
3 5 ウインクリューガー
4 6 エイシンスペンサー
4 7 ブレイクタイム
5 8 オーゴンサンデー
5 9 マイネルソロモン
6 10 ロードフラッグ
6 11 トーセンダンディ
7 12 ブルーイレヴン
7 13 オースミブライト
8 14 ミッドタウン
8 15 ミスキャスト

◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 12=7 12=9 12-5 12-10 7=9
綾恵 11=10 11=3 11-1 11-2 10=3
山田 14=9 14=7 14=2 9=7 9=2 7=2
たま 14=12 14=2 14-7 14-9 14-15 12=2

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はブルーイレヴン。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.34.3
今年始めの中山金杯(G3)で約1年ぶりの復帰を果たしてからは,一進一退を繰り返していた当馬だが,前走の金鯱賞(G2)でタップダンスシチーのアタマ差2着に入線。G1級の実績馬が数多く出走していた中で,前有利の展開を後方から詰めてきており,斤量差を考慮しても十分ほめられる内容であった。前走後は短期放牧に出されていたが,帰厩してからの動きも悪くなく,今週の追い切りではDWコースで6ハロン84秒,終い12秒台で一杯に追われたほど。ほぼ前走並みのデキで出走はかないそうだが,骨折の原因となった京成杯(G3)での大暴走も記憶に新しく,前々走の新潟大賞典(G3)時には枠入りでゴネたりと,激しい気性の持ち主なので,未だ半信半疑の面は残る。とはいえ,まともにさえ走ってくれれば完全復活も間近か。

対抗はブレイクタイム。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.31.9
3年前の安田記念(G1)2着を筆頭に,昨秋の京成杯AH(G3)での連覇など,マイル路線では屈指の実力馬。550キロを越える雄大な馬格から生み出されるパワーとスピードと引き替えに,脚元への負担が大きいため,休み休みでの出走となっているが,気性的には鉄砲が利くタイプ。実際,6月に栗東トレセンに戻ってからも坂路で好時計を連発しており,今週の追い切りでも4ハロン50秒3,終い12秒5を叩き出したほど。久々のため,やや馬体に余裕があるので,あとは当日どれぐらい絞れているかであろうが,新潟での代替開催だった一昨年の京成杯AHを4馬身のぶっちぎりで優勝した実績からも,小細工を必要としない新潟マイルは合っている感じ。息さえ保てばアッサリまであってもおかしくない。

単穴はマイネルソロモン。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.32.6
ゴール前で大混戦となった前走のNSTオープンを制し,約14カ月ぶりの勝利を獲得。3走前,前々走の府中戦では,渋った馬場で力を発揮することなく2ケタ着順に惨敗していたが,良馬場のオープン特別でようやく持ち味を発揮した感。デビューからの3連勝,過去2回のマイルG3で3,2着している実績からも,いずれは重賞制覇も可能な器のはず。前走で14キロも馬体が増えていたが,付くべきところに筋肉が付いてパワーが増した印象で,減ってもおかしくない夏場の馬体増は好感が持てる。中1週での競馬のため,今週の追い切りは美浦南Dコースを馬なりで流しただけだが,特に疲れも見られず元気いっぱい。前走よりも相手は強化されたが,今の勢いなら再度好勝負に持ち込めそうだ。

抑えはロードフラッグ。穴はウインクリューガー。

今週のワンポイントアドバイス

得意のマイルでミッドタウンV


真夏のベストマイラー決定戦。95,00年は福島競馬場(芝1700M)で,01年以前は右回りで施行されたが,過去10年のデータを参照にレース傾向を見てみたい。
連対馬は13??4,9??3,1??5,2??5,1??10,4??3,3??4,4??8,1??9,8??4番人気の組み合わせでゴールした。1番人気は3連対,2番人気1連対,3番人気が3連対。上位人気馬は不調で,代わりに8番人気以下の人気薄が6連対している。馬連は3けた配当1回,1000??3000円台4回,5000??6000円台3回と万馬券2回。伏兵馬の台頭で波乱傾向を見せている。
ステップは七夕賞(G3)5連対,朱鷺S4連対,NSTオープン3連対の順。ただ,01年までの朱鷺Sは02年からのNSTオープンとほぼ同じ条件。朱鷺Sを前身と見れば,NSTオープン組と合わせて7連対になる。年齢別は3??7歳上馬が5,28,48,26,23頭出走して,1,5,9,1,4連対。5歳馬が他世代を押さえて一歩リードしている。
左回りで行われたここ3年の勝ちタイムは,いずれも1分31秒8と速い。ちなみに芝1600Mの持ち時計ナンバーワンは,ブレイクタイムとミッドタウンで1分31秒9。連対6頭の決まり手は逃げ2頭,先行3頭,追い込み1頭。直線の長いコースに改修されたが,差し,追い込み馬は苦戦している。
ミッドタウンが巻き返す。NSTオープンはスタートでつまずき最後方からの競馬。直線インを突いていい伸びを見せたが,ゴール手前100Mで前が壁になり,脚を余して0秒3差に敗れた。今回は8戦4勝と最も得意とするマイル戦。スピード決着も望むところだ。
相手はブルーイレヴン。デビュー戦を快勝,続くデイリー杯2歳S(G2)2着,東京スポーツ杯2歳S(G3)1着したときは,クラシック候補と騒がれた。その後は勝ち星がなく出世が遅れているが,前走の金鯱賞(G2)でタップダンスシチーの頭差2着。素質馬がようやく片鱗を見せた。2カ月ぶりでもスムーズな競馬ができれば首位争いになる。
休養明けで七夕賞を快勝したチアズブライトリー。マイルは距離がやや短い気もするが,新潟の外回りコースならじっくり構えて脚をためられる。一度たたかれた上積みも見込める。重賞連覇があっても驚けない。
マイネルソロモンは前走,横一線の激戦だったNSTオープンを制した。デビューから3連勝でダービーへ駒を進めた逸材。気難しさを出して凡退するケースもあるが,能力を出し切ると重賞でも好勝負できる。中一週の強行軍を嫌って連下に留めたが,能力は十分足りる。
夏の新潟で復活を目指すブレイクタイム。安田記念(G1)で2着に好走した実力馬で,一昨年,昨年と京成杯を連覇している。ここは10カ月ぶりで抑えに落としたが,栗東坂路の最終追い切りで50秒3の好タイムをマーク。久々を全く感じさせない軽快な動きを見せた。連下なら食い込める底力を秘めている。
ミスキャストはマイルで6戦4勝。1年休養後を2度使われて15,6着と上昇を見せている。前走も出遅れたが0秒6差と大崩れを見せなかった。3歳時の良績とはいえ,はまったときの末脚は実に強烈。新潟の直線で一変しても不思議はない。

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