データは01??03年に芝1200M・ハンデで行われた3レースを参照にした。
過去3年は15,16,16頭立て。1??3着に10??4??1,1??4??11,12??9??5番人気の順でゴールした。1番人気は1勝しているが2,3番人気は連に絡まず,代わりに2けた人気などの伏兵馬が大暴れしている。馬連は1万4440円,1350円,6万4550円。一昨年にスタートした馬単が2290円,13万2130円で,3連複は1万9370円,21万3250円。ハンデ戦にふさわしい大荒れレースとなっている。
連対馬の前走は900万(現1000万)条件1頭,準オープン3頭,オープン2頭。そこでの着順は1,16,13,14,13,12着。準オープン以上なら前哨戦の成績を問わずに巻き返している。
年齢別は3??7歳上馬が1,8,16,18,4頭出走して,0,3,3,0,0連対。4歳馬と5歳馬が世代をリードしている。牡馬VS牝馬は31頭と16頭で争い,3対3。出走数は少ないが,牝馬は3年連続で連対を果たしている。
トップハンデ馬は57,58,57キロで8,1,7着とまずまずの成績。一方,最軽量馬は51キロ(7,14,15着),51キロ(15着),53キロ(2,5,11,15着)。昨年2着に食い込んだが,連対率0.125なら抑え程度で十分か。関東馬33頭と関西馬14頭で戦って3対3。関西馬が連対率で関東馬を上回っている。
ホワットアリーズンが巻き返す。前走は道中楽に追走したが,直線で前が壁になり0秒3差4着に敗れた。前がバラけてからの末脚が際立っていただけに,スムーズな競馬になればスピードで押し切れる。
相手は単騎逃げが望めそうなヨイチキナコ。前走1400MのフリーウェイSでハナを奪い,直線残り200Mまで先頭で頑張っていた。前走より1キロ減の斤量,東京コースから小回り福島に代わるのも好都合だ。
ダイワフォーチュンは前走バーデンバーデンCに格上挑戦した。レースは前半から気合をつけて追走する苦しい展開。勝負どころでもオープンの流れで置かれたが,直線内を突いてレコード決着の3着に食い込んだ。斤量は53キロから57キロに増量されるが,自己条件に降級すれば好勝負は間違いない。
タカオルビーも差はない。前走オープンの福島民報杯は昇級初戦で0秒2差3着に敗れたが,2走前には準オープンを快勝している。3カ月ぶりだが,一度卒業した自己条件だけに警戒が必要だ。
3走前にマイル戦で惨敗していたヤマオロチだが,1200M戦のここ2戦で2着,1着と結果を出した。勝って再び同条件の準オープン戦でトップハンデ57.5キロを課されたが,末脚勝負の展開になれば十分首位争いになる。
穴を出せばシャフツベリーか。前走で1000万条件を勝ったばかりだが,福島は全5勝中4勝を挙げている得意のコース。昇級戦でメンバーは強化するが,前走より2キロ減の斤量を生かし切れば大駆けが期待できる。