飯坂特別

勝ち味に遅いタイプではあるが、これまでの全15戦で馬券対象になれなかったのはわずか2度のみという安定した実績。現級勝利もすでに経験しているだけに、当然中心視が妥当な存在である。久々のレースではあるが、過去3度のポン駆け実績があるだけにいきなりでも不安は少ない。今回も全4勝中の2勝を稼いでいる得意の芝1800M戦だし、比較的手薄な相手関係からも、ここで現級2勝目を飾る可能性は高そうだ。

1年ぶりとなった前走の中山平場戦は、太目残りのためか見せ場なしの14着と惨敗。休養前、格上の準オープンでカンファーベストらと肉薄していた実績を考えれば、ダートを使った前走はいかにも叩き台の感で、見限るのは早計。現級では実績上位の実力馬だけに、叩き2戦目で多少なりとも良化が見込める今回、アッサリ復活されても何ら不思議はあるまい。