2004年8月8日(日)

9R
2004年8月8日(日)
函館
15:25発走

函館2歳ステークス GIII

芝・右 1200m 天気:
馬場:
サラ系2歳 オープン (混合)(特指) 馬齢 本賞金:3200、1300、800、480、320万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 リッカバクシンオ
1 2 カズサライン
2 3 マイネルハーティー
2 4 スズカブルーム
3 5 テイエムカミガカリ
3 6 アンブロワーズ
4 7 グランプリペガサス
4 8 オーヴェール
5 9 スキップジャック
5 10 エイシンイーデン
6 11 コスモスパーブ
6 12 セイウンシンジュ
7 13 カシマフラワー
7 14 スズカフォイル
8 15 ディープサマー
8 16 エイシンホリデイ

◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 15=8 15=1 15-7 15-9 8=1
綾恵 8=15 8=6 8-9 8-13 15=6
山田 8=9 8=1 8=2 9=1 9=2 1=2
たま 3=8 3=9 3=2 3=7 3=15

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はディープサマー。

実績:
距離・コース:
順調度:
稍・1.13.4
単勝1.3倍の断然人気に推されたデビュー戦では,後続を1秒9の大差でちぎっての圧勝劇。あいにくの雨で時計こそ遅かったが,3着に退けたセイウンココロザシが次走の未勝利戦を1分11秒7(0秒4差3着)で走っていたことを物差しにすれば,一概に単純比較は出来ないものの良馬場なら相当の好時計が出ていたかも。父は供用初年度から毎年重賞勝ち馬を送り込んでいるタイキシャトルで,母系も半兄に現オープンのアルスブランカなど活躍馬が多い。前走後は短期放牧に出ていたが,函館競馬場に戻ってからも先週,今週とコース追いで好時計をマークしており,デキも現時点では万全に近い状態。単純な重巧者ではないはずで,良馬場でも重賞制覇が可能な器と判断したい。

対抗はオーヴェール。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.11.3
前々走の阪神1400Mでの新馬戦では,エイシンヴァイデンにクビ差及ばず2着に敗れていたが,前走,未勝利の身で挑んだラベンダー賞で見事に初勝利。多頭数のオープン,初コースといったハンデをモノともせずに,キャリア馬相手に自力で競り勝ったのだから価値が高い。2000年の安田記念(G1)で2着したディクタットを父に持つ外国産馬で,520キロ台と大型の割には素軽さがある印象。今回は中1週での競馬となるが,特に疲れも残っていないようで,今週の追い切りでも函館Wで5ハロン68秒,終い11秒台で一杯に追われたほど。好ローテのラベンダー賞からの臨戦でもあり,前走で厳しい流れを経験したことが重賞のここで生きるはずだ。

単穴はリッカバクシンオ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.10.9
デビュー戦では好発を決めて楽にハナを奪うと,そのまま3馬身差をつけて逃げ切り勝ち。初速の違いで軽々と押し切ってしまったが,勝ち時計の方も1分10秒9と優秀なものであった。今年の函館2歳1200M戦を1分10秒台で勝ち上がったのは,当馬とカシマフラワーの2頭だけで,過去の優勝馬達と比較しても十分な水準にあるのは確か。中4週と余裕のあるローテーションで,中間の乗り込み量も十分あり,ここに来て落ち着きが出てきたのも魅力。前走の道中で物見をしたり,手前の替え方がぎこちなかったように,未だ良くなる余地があったことを考えれば,さらに時計が詰まる可能性もある。さすがに重賞では楽な競馬とはならないだろうが,自分の競馬に徹すれば残り目があるかも。

抑えはスキップジャック。穴はグランプリペガサス。

今週のワンポイントアドバイス

スピード上位マイネルハーティー


夏の函館フィナーレを飾る2歳重賞第1弾。同地のほか福島,新潟,阪神で勝ち上がった若駒たちが,今年初の重賞ウイナーの座を競う。
97年に日程変更になってからの過去7年,連対馬は2??1,2??8,2??6,3??1,3??1,9??6,2??3番人気の組み合わせで決まった。1番人気の優勝はなく2着止まり。上位人気では4勝の2番人気,2勝,2着1回の3番人気に注目したい。馬連は3けた配当3回,2000??3000円台3回,万馬券1回。波乱決着は1回だが,ヒモ荒れに警戒したい。
連対14頭中13頭は前走芝をステップに参戦。前走成績は1着馬12頭,2着馬2頭。前哨戦で連を外した馬の巻き返しはない。路線別はラベンダー賞組が4連対しているが,10頭は新馬,未勝利からの直行馬。1勝を挙げていれば問題はない。
キャリアは1??3戦馬が各3,8,3連対。2戦以上消化していることが理想か。牡馬は53頭出走して5勝,2着1回。牝馬は40頭で2勝,2着6回。牝馬は勝利数で牡馬に一歩譲るも,連対数と連対率でリードしている。関東馬VS関西馬VS地方馬は,1,11,2連対。関西馬が圧倒的な強さを見せている。
前走マイネルハーティーは後方に控える作戦。勝負どころから外を回って追い出すとエンジン全開,一気に加速してゴールでは後続を2馬身突き放した。直線でモタれて勝ちタイムは目立たないが,最後まで追えていれば時計はかなり詰まったはず。悪癖さえ出さなければスピードで押し切るシーンは十分ある。
デビュー戦でクビ差の惜敗したオーヴェールはラベンダー賞に挑戦。1勝馬を一蹴してオープン特別を快勝した。新馬は夏負け気味で勝ち切れなかったが,前走でキッチリと結果を出した。520キロを超える大型馬でも小回りコースに対応できる器用さも備え,スピードも十分だ。
そのラベンダー賞で2着に敗れたスキップジャック。前走はオーヴェールに目標にされた分,厳しいレースを強いられたが,ゴール寸前までしぶとく粘ってクビ差。新馬戦は好位の内で脚をため,直線で外に出して突き抜けた。スピードと瞬発力は互角。上位2頭をまとめて破るパワーを秘めている。
ディープサマーはデビュー戦で後続を1秒9ちぎった。道悪でタイムは1分13秒4と平凡だったが,当日の500万下を0秒5上回った。走法からは良馬場で大幅にタイムを詰めそう。警戒が必要だ。
カズサラインは唯一の2勝馬。未勝利戦は逃げて勝ったが,前走マリーゴールド賞は好位で構えて差し切った。このメンバーでもスピード上位。長距離輸送さえクリアーすれば首位戦線に浮上する。
グランプリペガサスは余裕残しの馬体で,2着以下に6馬身差で新馬を勝ち上がった。前半はハミを取らず,ふわふわ走っていたが,気合を入れると一気に加速した。キャリア1戦は気になる材料だが,見劣りしないスピードを備えている。

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