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2019年12月28日(土)

11R

2019年12月28日(土) | 5回中山9日 | 15:30発走

第36回ホープフルステークス(GI)

芝・右 2000m | 天気:晴 | 馬場:良 | 2歳 | オープン (国際) 牡・牝 (指定) 馬齢 | 本賞金:7000、2800、1800、1100、700万円 | レコードが出たレース

ブラックホール

新馬戦はクビ差2着に敗れたが、相手は新馬、オープン芙蓉Sと連勝し、今回のG1ホープフルSでも有力視されるオーソリティが相手では仕方あるまい。2戦目の未勝利戦は、順当に勝ち上がっている。
3戦目にG3札幌2歳Sを選択したが、単勝29.4倍と、レース前は穴馬的な立場に過ぎなかった。レースは好スタートを切るも、すぐに抑えて中団やや後方に位置。向正面では追走に苦労するシーンもあったが、3コーナーあたりからエンジンがかかると、大外を進出して先行勢に接近。直線中ほどで抜け出すと、追い込むサトノゴールドを寄せつけず、重賞タイトルを手にした。早くから脚を使い、4コーナーでは大きく外をまわりながら最後まで伸びきったように、かなりのスタミナの持ち主だ。
速い時計の勝負では疑問だが、中山の最終週らしく時計がかかるタフな競馬になれば、この馬の可能性は高くなる。

コントレイル

デビュー前の調教の動きから評判は高く、新馬戦は断然人気。これに応え、好タイムで快勝。一追い毎にグイグイ伸びる力強い走りに、早くも大物の予感を漂わせていた。
そして驚愕のG3東京スポーツ杯2歳Sを迎える。話題の評判馬アルジャンナを抑えて1番人気に支持。前にも行けそうな雰囲気だったが、鞍上ムーア騎手ががっちり抑えて道中は中団。4コーナーで満を持して外に持ち出されると、残り2Fで早くも先頭。ここから一気に後続を突き放すと、2着アルジャンナに5馬身、3着ラインベックに9馬身の差をつける圧勝。東京芝1800mの勝ち時計1分44秒5は、2歳の日本レコードであると同時に、G2毎日王冠や府中牝馬Sに匹敵する驚愕の時計だ。
朝日杯FS勝ち馬サリオスと並び、現2歳牡馬最強の声も聞かれ、ここは大本命で臨む一戦。今年の競馬の大トリを担うに相応しい逸材だ。

ヴェルトライゼンデ

9月の小倉芝1800m戦でデビュー。開催終盤、更に降雨もあり新馬には厳しいタフな馬場。しかも中距離の新馬戦には珍しく、道中ペースが大きく緩むことも無かったため、上りのかかるタイトな中味となった。そんなレースを加速ラップで締めて3馬身差の勝利は、かなり内容の濃い一戦である。
2戦目となったリステッド萩Sは、前走同様渋った馬場だったが、終いは一転し11秒2-11秒3の高速上り。内にエカテリンブルク、外にシリアスフールに挟まれた3頭併せの中と苦しい位置だったが、ゴール前で底力を見せ半馬身先着。差は少ないものの、着差以上に力差を感じさせた。
半兄に先の菊花賞を勝ったワールドプレミア、皐月賞2着馬ワールドエースがいる良血。切れ味はないものの、スタミナと勝負強さを兼ね備え、混戦になったら強いタイプ。一雨降れば、大きく浮上する。

ワーケア

母はイタリアオークスを制したチェリーコレクト。半姉には現オープンのダノングレースがいる良血で、セレクトセールでは1億円以上の高額で落札されている。
デビューとなった東京芝1800mの新馬戦は、後に2〜5、7着馬が勝ち上がる好メンバーだったが、それらを子供扱いする大楽勝。レースの上り3Fが11秒1-11秒0-11秒4の高速ラップを、外から差し切る強い内容だった。この一戦で早くもクラシック候補の声が聞こえてきたが、焦らず夏は休養。2戦目は、約4か月ぶりとなったリステッド・アイビーS。新馬戦同様、道中は脚を溜めて、直線外から進出。このレースも終い2Fが11秒1-11秒2の高速上りとなったが、このラップを外から差したのだから、この馬自身の終い2Fはとてつもない時計になったはずだ。
末脚の破壊力は、現2歳世代トップクラス。打倒コントレイルの一番手は、この馬だろう。

オーソリティ

函館芝1800mの新馬戦はクビ差勝ちと辛勝だったが、その時の2着馬ブラックホールが直後に未勝利、G3札幌2歳Sと連勝しており、価値の高い一戦だった。
この一戦で休養に入り、2戦目は2カ月半の間隔を開けてオープン芙蓉S。スタートは良かったが、すぐに鞍上が抑えて道中は中団に位置。3コーナーあたりから抜群の手応えで外を進出し、4コーナーでは先頭に並びかける勢い。スローペースで脚が残っていた先行勢も抵抗を見せたが、残り1Fで突き放し、最後は抑える余裕で2馬身半差と力の違いを感じさせる勝利だった。
祖母はオークス馬シーザリオ、おじに菊花賞、ジャパンC勝ち馬エピファネイア、朝日杯FS勝ち馬リオンディーズ、皐月賞勝ち馬サートゥルナーリアと、G1馬が並ぶ良血。ホープフルSのようなG1の大舞台はお似合いである。

ラインベック

G1を7勝したディープインパクト、G1を5勝したアパパネとの間に生まれた12冠ベイビー。全兄にG3新潟記念2着のジナンボー、現3勝のモクレレがおり、ラインベックも、期待感は非常に高かった。
中京の新馬戦は、2番手から抜け出し勝利。稍重馬場で、終い2F10秒7-11秒2の高速上りでフィニッシュしている。中2週で臨んだオープン中京2歳Sは、単勝1.2倍の断然人気に推され、難無く勝利している。秋初戦は、G3東京スポーツ杯2歳S。1000mラップ58秒8の速いペースを2、3番手で進めたせいか、4コーナーでは手応えも厳しく、最後は3着も、勝ち馬コントレイルから9馬身離されてしまった。
前走だけ見ると勝ち馬とは大きな差を感じるが、直線の長い東京で厳しい展開になったことも大きかった。今度はコーナー4つで、直線も短い中山。うまく立ち回って、コントレイルを苦しめたい。

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