2014年11月30日(日)

11R

2014年11月30日(日) | 5回東京9日 | 15:55発走

第34回ジャパンカップ(GI)

芝・左 2400m | 天気:晴 | 馬場:良 | サラ系3歳以上 | オープン (国際)(指定) 定量 | 本賞金:25000、10000、6300、3800、2500万円 |

ジャスタウェイ

桁外れの末脚を持ちながら脚を余すケースも多く、なかなか勝利に恵まれない時期が続いたが、激変したのが昨秋の天皇賞。いつものように後方一気ではなく、直線半ばで堂々抜け出すと、2着のジェンティルドンナに4馬身差をつけ、天皇賞史上に残る圧勝劇を見せた。
別馬のような勝ちっぷりにフロック視する者もいたが、そんな見方を完全払拭したのが中山記念。好メンバーが揃ったが、これらを相手にせず3馬身半差の楽勝。勇躍ドバイデューティフリーに挑戦すると、世界を相手に6馬身以上の差をつける圧勝。これにより世界ランキングのトップに立ち、未だ地位を守り続けている。
安田記念を勝ち、期待のかかった凱旋門賞は大敗に終わったが、狭いところに入り自分の競馬ができなかった。東京コースで、この馬の真の強さが見られることだろう。

ジェンティルドンナ

3歳時は牝馬3冠を制したが、それ以上に評価されたのがジャパンC。怪物オルフェーヴルを相手に真っ向勝負を挑み、長い東京の直線で壮絶な一騎打ち。最後はハナ差制し、この年の年度代表馬にも輝いた。
昨年もジャパンCを制し2連覇となったが、その内容は前年に劣るもので、続く京都記念で初めて大敗を喫すると、衰えを指摘する声が高まった。これを覆したのがドバイシーマクラシック。狭いところから強引に抜け出すと、世界の強豪を完封し健在を示した。
この秋は天皇賞から復帰し2着。そして目標のジャパンCで、偉業の3連覇を目指すことになる。一部では引退レースになるという話もあり、ここはお釣り無しの大勝負必至。歴史的名牝の走りを目に焼き付けておきたい。

ハープスター

新潟2歳Sの驚異的な追い込み勝ちで脚光を浴び、それ以来ファンから高い人気を得ている。その末脚は桜花賞でも発揮され、阪神JFで苦杯を舐めたレッドリヴェールにリベンジ。オークスで2冠達成は堅いと見られていたが、ヌーヴォレコルトの前にまさかの敗北を喫した。
それでも陣営は凱旋門賞挑戦を敢行。壮行レースとなった札幌記念で、古馬の大物ゴールドシップを捻じ伏せ、堂々フランス入りした。凱旋門賞でも自分の競馬に徹し、後方から大外に出して一気に伸びてきたが、この競馬で勝てるほど甘くなく6着に終わった。ただ直線で見せた脚はインパクトも強く、この馬の強さはみせつけられた。
その末脚を披露するには東京コースが絶好の場。斤量の恩恵もあり、有利な立場だ。

イスラボニータ

皐月賞を制するなど、春までは7戦5勝2着2回。負けた相手は新潟2歳Sのハープスター、ダービーのワンアンドオンリーのみと、ほぼパーフェクトな戦績で秋を迎えた。セントライト記念は、好位追走から楽に抜け出し、トゥザワールド以下に楽勝。次戦が注目されたが、陣営は同世代相手の菊花賞ではなく、古馬の強豪が集まる天皇賞・秋を選択した。
不利な外枠を引いたが、強気に3番手につけてレースを進めると、直線では早目に先頭。このまま押し切りたかったが、内からジェンティルドンナ、外からスピルバーグが強襲。結果3着に終わったが、初めての古馬を相手に堂々勝ちに行ってのレースは、負けて強しを印象づけた。
乗り慣れた蛯名騎手に手綱が戻るのは好材料で、期待感は前走以上だ。

ワンアンドオンリー

ダービーに何度も挑戦し、2着はローズキングダムら4度もあるが、なかなか勝てなかった橋口厩舎。定年も近くなり、このワンアンドオンリーによる挑戦が最後で最大のチャンス。そんな見方が多かった。この大事な一戦で、横山典騎手は馬の行く気に任せて好位追走。皐月賞馬イスラボニータを直線半ばで捕まえると、抵抗を見せる相手を捻じ伏せ、橋口調教師に念願のダービーをプレゼントした。
この秋は神戸新聞杯を勝ち、順調にスタート。イスラボニータ不在の菊花賞で2冠達成濃厚と見られていたが、道中かかるところを見せて直線は末脚が不発。結果9着と信じられない大敗となった。
折り合いを考えれば、距離短縮はプラス。ダービーと同じコースで、再度美酒を味わいたい。

スピルバーグ

3歳時からゴールドシップ、フェノーメノ、ディープブリランテらG1級と好戦していたが、不運も重なり、ダービーの頃には馬も疲弊して惨敗。その後は長い休養に入った。
1年以上休養し、一叩きされるとそこから3連勝。秋初戦となった毎日王冠は、直線で前が壁になる不利がありながらコンマ1秒差の3着まで追い上げた。次戦の天皇賞・秋は重賞未勝利ながら5番人気の支持。レースはG1にしてはペースも上がらず、先に抜け出したジェンティルドンナとイスラボニータが有利に思われたが、外からスピルバーグが強襲。あっという間に先の2頭を飲み込み、初重賞が天皇賞という嬉しい結果となった。
今回は2400mに伸びるが、全兄トーセンラーが幅広い距離で活躍をしていることから、この馬も苦にするとは思えず、更なる上昇度でG1連勝を目指す。

フェノーメノ

3歳時はダービー、天皇賞・秋2着と惜しくもG1に届かなかったが、4歳になって天皇賞・春を勝ち、ついにG1馬の栄冠に。その後脚部不安で長期休養したが、日経賞で復帰し、天皇賞・春へ。先行有利の馬場を考慮し早めに進出すると、有力馬もこれに合わせて動き出し、直線は激しい攻防に。人気のキズナ、ゴールドシップが伸びあぐね、最後はウインバリアシオンとの競り合いとなったが、これをクビ差制し2連覇を達成した。
宝塚記念は使わず、早々と秋に備えて天皇賞から復帰したが、全く見せ場もなく14着と大敗してしまった。休養明けはよくないタイプとはいえ、ここまで負けると少々心配だ。
一叩きされ、距離延長も間違いなくプラスなので、巻き返しに期待したい。

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