2014年6月8日(日)

11R

2014年6月8日(日) | 3回東京2日 | 15:40発走

第64回安田記念(GI)

芝・左 1600m | 天気:小雨 | 馬場:不良 | サラ系3歳以上 | オープン (国際)(指定) 定量 | 本賞金:10000、4000、2500、1500、1000万円 |

カレンブラックヒル

新馬から怒涛の5連勝。NHKマイルCでは、2着に3馬身半差をつける楽勝。毎日王冠では、ジャスタウェイら強豪牡馬陣を退け逃げ切り。天皇賞・秋で5着と初の敗北を喫したが、先行馬には不利な16番枠から果敢に攻めていっての結果だけに、負けて強しの印象を残した。しかしフェブラリーSで初めてダートに挑戦し、1番人気を裏切る15着に大敗すると、以降は4戦で3度の二桁着順と大きく崩れ、かつての勢いは完全に失っていた。
そんな暗い現況に光が差し込んだのが前走のダービー卿CT。ここ2戦の待機策から変わり以前のように先行策に出ると、一度番手を下げながら直線で盛り返し、2着のカオスモスをクビ差抑えて久々の勝利を掴んだ。復活の兆しが見える今、G1の栄冠を勝ち取ったコースで再度輝きたい。

グランデッツァ

札幌2歳Sでは、同世代の2冠馬ゴールドシップを抑えて快勝。スプリングSでは、ダービー馬ディープブリランテを並ぶ間もなく交わし勝利と、ハイレベル世代のトップを走っていた。当然のように皐月賞では1番人気に支持されたが、直線で伸びを欠き5着。巻き返しを期待されたダービーでは10着に大敗すると、屈腱炎を発症し、長期休養を余儀なくされた。
1年半以上の休養を経て使った2戦はダートで、ともに大敗。だが久々の芝のレースとなった都大路Sでは、2番手から楽に抜け出し5馬身差の圧勝。1分43秒9のレコードのおまけつきで、かつてG1クラスをなぎ倒してきた実力がついに蘇った。反動は怖いものの、能力全開ならG1でもヒケはとるまい。

ショウナンマイティ

G1クラスの能力があることは誰もが認めている馬。それが未だ重賞勝ちが大阪杯一つというのは、かつてのジャスタウェイを思わせる境遇である。
一昨年の宝塚記念はオルフェーヴルの3着。昨年の大阪杯では、オルフェーヴルを半馬身差まで追い詰める2着と、歴史的名馬を相手に好レースを展開。そして安田記念では、大外から豪快に伸びたが、ゴール前でロードカナロアが寄れ、その煽りを食って前が塞がれ立て直す不利。あれが無ければ勝っていたと見る関係者は非常に多かった。
この内容ならいつでもG1を勝てるのだが、最近は馬体減や、雪による順延など不本意な競馬が続いている。万全になれば、この相手でも十分通用する馬。近走成績を度外視して再評価したい。

ジャスタウェイ

昨秋の天皇賞前は、アーリントンCは勝ってるものの重賞はこれだけで、2着は5回。豪脚を見せるものの、あと一歩が届かない競馬が続いていた。そんな競馬に終止符を打ったのが、天皇賞・秋。いつもより早めに馬群から抜け出すと勢いは全く衰えず、ジェンティルドンナ以下に4馬身もの差をつけ圧勝。それまでの鬱憤を晴らす驚愕の内容で、久々の勝利をG1で飾った。
今年に入ると、勢いは更に上昇。中山記念では、今までになかった積極性で好位置につけると、ここも3馬身以上の差をつけて楽勝。そしてドバイデューティーフリーでは、世界の強豪たちを全く相手にせず、子供扱いにしての楽勝。この内容から、ワールドベストランキングのトップに立った。
安田記念で、世界一の脚を堪能したい。

トーセンラー

3歳時からクラシック候補生として期待され、菊花賞で3着。5歳になって更に成長すると、天皇賞・春ではフェノーメノの2着、中長距離路線の主役の一頭として活躍が見込まれた。
それが、まさかのマイルCS挑戦。全く違う流れに対応できるのか、周囲には疑問の声も上がっていた。実際レースでは後方につけ、速い流れに乗れていないようにも見えたが、これは脚を溜めこんでいただけ。直線に入ると弾かれたように伸び、他馬を並ぶ間もなく差し切り。マイルのスピード競馬にもあっさり対応してみせた。
2つ目のマイルG1を目指し、安田記念へ出走。前哨戦の京王杯SCをアクシデントで回避したが、影響は無いようで心配は無用。強烈な末脚は東京でも映えることだろう。

ミッキーアイル

2戦目の未勝利戦を1分32秒3のレコードタイムで楽勝。トーセンラーが勝ったマイルCSより速かったのだから、その価値が分かろうというもの。続くひいらぎ賞も楽勝すると、シンザン記念はウインフルブルームに迫られたものの逃げ切り。更にアーリントンCも制し、4連勝で目標のNHKマイルCに向かう。
マイペースの逃げで直線に向くと、さすがにこれまでのレースとは違って他馬を引き離すことができず、後続が追ってくる。差されそうな場面もあったが、ここから踏ん張って粘りきり、5連勝でG1を制した。
今回は強豪古馬陣が相手で楽なレースは望めないが、4キロの斤量差と、マイルCSを凌ぐ時計を出したスピードで抵抗したい。

ワールドエース

デビュー前から大器と呼ばれ、きさらぎ賞を勝った時はクラシック候補の筆頭の呼び声もあった。だが皐月賞は2着、ダービーは4着と敗れ、秋の菊花賞に期待がかかったが、屈腱炎で戦線離脱となった。
1年半以上の長い休みでようやく復帰を果たした白百合Sは5着。この後にも一頓挫あり、再度2か月半の間隔を開けて迎えたのがマイラーズC。差す競馬が主だった同馬がマイルで好位置につける意外性を見せると、直線では更に勢いづいて後方を引き離し、1分31秒4のレコードで余裕の楽勝。待ち望んだ大器が復活した瞬間だった。
もともとG1クラスと言われた素質に、マイルでレコード勝ちできるスピードも身に着けた今は、3歳時よりも期待感が増している。遠回りとなったが、これからが本領発揮のときだ。

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