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2013年11月10日(日)

11R

2013年11月10日(日) | 5回京都4日 | 15:40発走

第38回エリザベス女王杯(GI)

芝・右・外 2200m | 天気:雨 | 馬場:重 | サラ系3歳以上 | オープン (国際) 牝 (指定) 定量 | 本賞金:9000、3600、2300、1400、900万円 | レコードが出たレース

アロマティコ

 初めての重賞挑戦だったG1の秋華賞で、いきなりジェンティルドンナ、ヴィルシーナに続く3着と好走し評価を高めた。その後は距離不足と思われたヴィクトリアマイルこそ9番人気だったが、他のレースでは全て2番人気以内と、ファンからの支持は高い。ただ重賞レースの壁は破れず、1番人気のマーメイドSは少差届かず3着、前走の府中牝馬Sでも再度1番人気に推されながら、超スローペースに対応できず7着に終わっている。
 末脚の切れは現役屈指のもの。ここ10戦で上がり3F33秒台が6戦、32秒台が1戦と、常に速い上がりを繰り出し、上位に迫っている。瞬発力勝負になれば、どの馬にもヒケを取らない馬。展開が向けば大逆転もある。

ディアデラマドレ

 父がキングカメハメハ、母が重賞ウイナーのディアデラノビアという良血で、デビュー前から評判になっていた。注目の新馬戦は、昨年9月の阪神。軽く仕掛けただけで芝1400m1分22秒8の好タイムで楽勝。当然のようにクラシック候補に挙がった。だがレース中に骨折しており、その後は長期休養。どうにかオークストライアルのスイートピーSに間に合わせたが、全く反応せず9着。その後2戦もパッとしないレースが続いた。
 しかし9月の500万戦で、眠っていた素質が覚醒。最後方からのごぼう抜きで久々の勝利を掴むと、前走の堀川特別でも一頭だけ次元の違う脚で他馬を蹴散らした。ゴール前の破壊力は牝馬ではトップクラス。G1の舞台でも十分通用するものだ。

デニムアンドルビー

 東京コースでは禁じ手といってもいい3コーナーからの大外まくりを敢行しながら、最後まで脚色衰えず勝利を奪ったフローラS。デビュー戦4戦目の馬には過酷なメニューを難なくこなし、オークスは決まったかに思えた。だがクラシックは甘くなく、直線で伸びてきたときにはメイショウマンボがすでに勝利態勢。3着が精一杯だった。
 秋の始動はローズSで、得意の追い込みが決まり快勝。ただ秋華賞は、差し馬には不利な内回りの京都コース。これに対応するため、いつもより早めに仕掛けて進出したが、最後は脚が無くなり4着に終わった。この馬の良さが出るのは、脚を溜めて最後に爆発させる形。外回りに変わり、今度は有利な立場だ。

ホエールキャプチャ

 3歳時はクラシック3冠路線で2、3、3着。エリザベス女王杯でも4着と、いつでもG1を勝てる位置にいた。そして4歳春のヴィクトリアマイルで、ついにG1制覇。ここまでは順調な経過をたどっていた。
 大きな目標を達成したせいか、その後は気が抜けたような走りが続き、5戦連続2桁着順。安定感が持ち味だった馬とは思えぬ不調ぶりに、ピークが過ぎたという厳しい声もあった。
 それを払拭したのが今春のヴィクトリアマイル。中団から久々にこの馬らしい脚を見せると、ヴィルシーナにハナ差の2着まで迫り、復活をアピールした。そして秋初戦の府中牝馬Sでは、好位から伸びてあっさり勝利。完全復調した今、2つ目のG1へ向けて前進だ。

メイショウマンボ

 クラシック争いのトップクラスにいた馬が、桜花賞の大敗一発で、オークスは9番人気にまで支持は低下。そんなファンの評価を嘲笑うように、馬場の真ん中を突き抜けて快勝した。
 それでも秋華賞は3番人気。条件戦を勝ちあがってきたスマートレイアーが上位人気では、オークス馬の名が泣く。レースは、オークス同様中団に位置し、4コーナー過ぎから、迫ってきたデニムアンドルビーを振り払うように進出。混戦の2着争いをよそに早々と勝利を決め、2冠制覇を達成。3歳牝馬のトップが自分であることを改めて証明してみせた。同世代に決着をつけた今、次なる相手は先輩牝馬たち。勢いから、あっさり先輩超えも難しくはあるまい。

ラキシス

 昨年12月の阪神でデビュー。良血、そして2000mの新馬戦を勝ったことでオークス候補にも挙がったが、その後は体質の弱さから満足な形でレースに出走することができず、春は不本意な結果に終わった。
 夏は休ませて成長を促すと、馬が激変。甲武特別は、楽に抜け出し余裕をもってのゴール。前走の鳴滝特別では、11秒0−11秒2という高速の上がりラップを大外から差す強い競馬。格下のイメージだが、レース内容はオープンクラス相手でも負けていない。
 全弟は、来年のクラシック候補の呼び声高いサトノアラジン。キズナ、アユサンらと同じディープインパクト(父)×ストームキャット(母父)の配合で、G1を勝つ背景はしっかり整っている。

ヴィルシーナ

 3冠レースを含む4戦連続でジェンティルドンナの2着に敗れた昨年。そのジェンティルドンナが不在で、いよいよG1勝ちの番が回ってきたと思われたエリザベス女王杯だったが、道悪の巧拙の差もあり、レインボーダリアのクビ差2着に敗戦。
 溜まり溜まった悔しさは今春に晴らした。ヴィクトリアマイルは距離適性に疑問があったが、鞍上の内田博騎手が積極的に先行策をとると、直線では他馬を振り切り先頭。そこへホエールキャプチャが襲い掛かり、鼻面を合わせてのゴール。またもや2着の不安もよぎったが、何とかハナ差堪え、念願のG1ウイナーに輝いた。この秋はエリザベス女王杯を目標に調整。京都大賞典を叩いて順調に仕上がってきている。昨年の悪夢は、もうたくさんだ。

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