2013年3月23日(土)

11R

2013年3月23日(土) | 3回中山1日 | 15:45発走

第61回日経賞(GII)

芝・右 2500m | 天気:晴 | 馬場:良 | サラ系4歳以上 | オープン (国際)(指定) 別定 | 本賞金:6000、2400、1500、900、600万円 | レコードが出たレース

アドマイヤフライト

 ここまで9戦し、7戦が1番人気。それだけ期待が高かったわけだが、勝ち味に遅く、善戦してもなかなか勝てなかった。昨夏以降は5か月の休養。この間に大きく変わった。年が明けて500万の平場戦では、好位から抜け出して楽勝。稲荷特別は、格上げ初戦にもかかわらず1.7倍の断然人気の支持を受けると、3馬身差の圧勝。1600万クラスの御堂筋Sでも1番人気に推された。当日の阪神コースは、開催変わりということもあり、内が有利。更にスローペースになって、直線は先行した2頭が粘りこむ雰囲気だった。これを33秒3の末脚を繰り出し、測ったように差し切り。着差はわずかだが、力の差をまざまざと見せ付ける内容だった。今回は初めての重賞で一気に相手が強化されるが、全く見劣りしない器だ。

オーシャンブルー

 3歳の春から夏にかけて3連勝。菊花賞の秘密兵器と言われた時期もあったが、その後低迷。昨夏あたりから最点火し、大原Sでは届かないような位置から差し切りを決め、改めて素質をアピールした。初めての重賞挑戦となったアルゼンチン共和国杯は、大外をまわる不利もあり5着に敗れたが、金鯱賞では中団から鋭く伸び、初重賞をゲットした。この勢いで有馬記念に挑戦したが、10番人気と評価は低かった。だが鋭い脚で馬群から抜け出し、ゴールドシップの鬼脚には屈したものの、ルーラーシップ、エイシンフラッシュらG1の常連を抑えて2着と頑張った。初戦を除けば、全て上がりは3位以内。確実に伸びる末脚が大きな武器だ。

タッチミーノット

 未勝利戦も勝ちあがれず、地方競馬に移籍した頃もあったのだが、そこで5戦4勝し、JRAの500万クラスに復帰。ここからは順調に勝利を重ね、8戦で条件クラスを卒業している。オープンクラスに入ってからはなかなか勝てなかったが、七夕賞、新潟記念2着など惜しいレースも多く、特に毎日王冠では、カレンブラックヒル、エイシンフラッシュらG1級の馬を相手に3着と好走した。待望の重賞勝ちは、年明けの中山金杯で迎える。好位置から抜け出すと、混戦の2着争いを尻目に快勝した。前走の中山記念は大外から追い込み4着も、勝ち馬からコンマ1秒差。上位は早めに仕掛けた馬ばかりで、展開を考えても着順以上の評価が必要だ。

ダノンバラード

 ラジオNIIKKEI杯2歳Sを勝ち、堂々クラシック候補になったまでは順調だったが、その後は皐月賞3着をはじめ、上位には来るものの勝利を掴むことができず、惜敗が続いた。しかし降級した関が原Sで久々の勝ち星を得ると、ようやく勝ち方を思い出したか、オープンのアンドロメダS、年が明けてアメリカJCCでは久々の重賞勝ちを収めた。ただ同レースでは、内側に斜行しトランスワープを妨害、物議を醸す結果となった。その要因となったモタれる癖は残っており、今回も鞍上は苦労するかもしれない。前走の芝1800mの中山記念は脚を溜められる場面がなかったため、ゆっくり流れる2500m戦への距離延長はプラスとなろう。

トランスワープ

 ここまで来る間に1年以上の長期休養したこともあって、本格化にはかなり時間がかかった。快進撃が始まったのは7歳になった昨年から。1000万、1600万を連勝し、オープン特別は8、3着。そして迎えた函館記念は、うまくインから抜け出し、初めての重賞挑戦をあっさりとモノにした。これがフロックでないことは続く新潟記念が証明する。前走とは全く違うコース形態にも対応し、タッチミーノット以下に快勝。重賞2連勝を達成した。前走のアメリカJCCでも、内から伸びて勝機と思われたが、外からダノンバラードがヨレてきたため、態勢を立て直す不利。これが無ければ勝っていたという見方も多く、不運なレースとなった。この無念を晴らしたい。

フェノーメノ

 あまりにも悔しいダービーのハナ差2着。だが世代トップクラスの力を持つことを知らしめた。昨秋は得意の左回りを求めて、菊花賞ではなく天皇賞を目標に選択。古馬に混じって堂々1番人気に推され、4番手から力強く進出したときは勝てると思われたが、ガラ空きになった最内をエイシンフラッシュに衝かれ、ゴール寸前で差されてしまった。その後はジャパンCでも5着と善戦。G1を2戦した疲労と将来を考え、有馬記念は回避、日経賞は今年初戦のレースとなる。かつては懸念された右回りだが、セントライト記念を勝ったことで、それも払拭。今年は、ここまで惜しくも取れなかったG1戴冠が目標となる。

ムスカテール

 確実に伸びる反面、斬れる脚が無いため、上位に来てもなかなか勝ちきれない時期もあった。しかし、ここ5戦のうち3戦は、3Fの上がりがメンバー中一番、しかも2戦はこれまで出せなかった32秒台を記録し、成長が見られる。この効果は結果にも現れた。条件馬の身で挑戦した新潟記念は、コンマ1秒差の5着と大善戦。オクトーバーSを楽勝してオープン入りすると、アルゼンチン共和国杯ではルルーシュの2着に食い込んだ。前走の日経新春杯は、当初別のレースを狙っていたが、相手関係を見て急遽の出走。そのため仕上がりが心配されたが、最内を衝いて2着。もはや重賞を勝つのは時間の問題だ。今回は、実績の少ない小回りの克服が問題になる。

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