2012年12月23日(日)

10R

2012年12月23日(日) | 5回中山8日 | 15:25発走

第57回有馬記念(GI)

芝・右 2500m | 天気:晴 | 馬場:良 | サラ系3歳以上 | オープン (国際)(指定) 定量 | 本賞金:20000、8000、5000、3000、2000万円 | レコードが出たレース

エイシンフラッシュ

2年前のダービーを勝ってからは、G12着が2回あったものの、なかなか勝利に恵まれなかった。久々の美酒を味わったのは2走前の天皇賞秋。じっくりと中団で脚を溜めると、直線では迷わずインを衝き、あっという間のごぼう抜きで、フェノーメノ以下を差し切った。ついにダービー馬復活をアピールしたのだが、続くジャパンCは見せ場なく9着に終わった。相変わらずレース内容が安定しないが、嵌ったときの脚は強烈。有馬記念は昨年2着しており、適性に問題はない。鞍上が天皇賞時のデムーロ騎手に戻ったのは好材料で、得意の瞬発力勝負になれば浮上してくる。スローペースならば激走の期待は高まる。

トレイルブレイザー

本格化したのは昨年の秋から。条件馬の身でアルゼンチン共和国杯を制すると、ジャパンCでも4着と好走。一躍中長距離の有力馬として存在感を増してきた。今年に入って初戦の京都記念では、ダークシャドウ、ヒルノダムールといったG1クラスの馬を全く寄せ付けずに楽勝。この秋はアメリカ遠征を敢行した。まずG2のアロヨセコマイルで2着し、大目標だったG1ブリーダーズCターフに出走。早めに進出し、最後は伸びを欠いて4着に敗れたものの、大きな見せ場をつくり、日本のファンを沸かせた。海外帰りで仕上がりに不安はあるが、先行力があるので中山コースは合う。G1を勝つだけの力は間違いなく備えている。

ルーラーシップ

G2では強いのだが、G1がなかなか勝てない。しかし春に遠征した香港のクイーンエリザベス2世Cで初めてG1を制し、能力に結果が追いついてきた。だが本当の目標は国内のG1制覇。その期待は宝塚記念でオルフェーヴルの2着したことで更に高まり、今秋は目標達成の時と思われた。だが天皇賞秋では、出遅れて後方からの競馬になり、大外から追い込んだものの3着まで。今度こそと臨んだジャパンCでは更に出遅れがひどくなり、天皇賞秋と同様の内容で3着。強い競馬をしているものの、なかなか勝利に結びつかない。有馬記念は昨年休養明けながら4着に入ったレース。出遅れずに中団につけられれば、一気に突き抜けるだけの力はある。

ダークシャドウ

もともと脚部に不安のある馬で休みながらのレースが多かったが、最近は順調に使えている。今年は勝ち鞍こそないが好内容のレースが続いており、復帰初戦の札幌記念は仕上がり途上ながら2着と地力を見せ、天皇賞秋でも勝ち馬からコンマ4秒差の4着と好走している。そしてジャパンCでは、後方から大外へ持ち出し、32秒8の末脚で、今度もコンマ4秒差の4着。上位の顔ぶれを見れば、天皇賞以上の価値があったことは間違いなく、確実に上昇している。全5勝を東京で挙げており、中山コースを不安視する向きもあるが、右回りでも大阪杯でヒルノダムールの2着や、先の札幌記念2着からも、大きなマイナス材料にはならない。

ゴールドシップ

今年の3歳勢は有力馬に故障が目立ち、秋はこの馬1頭に注目が集まる形になった。その期待に応え、秋初戦の神戸新聞杯を快勝、菊花賞でも断然人気に推された。だが、いつものように二の脚が遅く、道中は後方から。すると向正面で大まくりを見せ、3コーナーで先行馬群にとりつくと、直線では早くも先頭。そのまま最後まで脚色は衰えず、2着スカイデイグニティ以下に快勝した。勝ちタイムの3分2秒9も優秀で、文句ない勝利だった。有馬記念は初めての古馬相手になるが、2キロの斤量差もあるうえに、中山は春に皐月賞を勝ったコース。瞬発力タイプではないので、上がり時計が出にくい中山はいいだろう。3年連続3歳馬優勝の可能性は十分だ。

ビートブラック

ファンを驚愕させた天皇賞春。ステップとして使った阪神大賞典が、勝ち馬から4秒も離された大敗だったため、本番は14番人気にしかならなかった。しかし積極的に飛ばすと、3〜4コーナーでは後続に大差をつけて直線へ。トーセンジョーダン以下が迫るも序盤の貯金が大きく、4馬身差でまんまと逃げ切った。この秋は、復帰初戦の京都大賞典を取り消したように決して満足な過程ではなかったが、アルゼンチン共和国杯では59キロを背負いながら4着。前走のジャパンCでは、3〜4コーナーで後続を引き離し、一時は天皇賞春を思わせる雰囲気をつくったが、最後は力尽きて7着に終わっている。今回は小回りの中山になり、不気味な存在感を見せている。

ルルーシュ

デビューした当初から評価の高い馬だったが、藤沢和厩舎らしく3歳時は無理せず休養に入れ、本格的に使うようになったのは今年に入ってから。ゆっくり休ませたのが良かったか、今では使っても疲れないどころか、更に上昇を見せている。特に夏からの充実は目覚しく、札幌日経オープンでは、ゴール前抑える余裕を見せながらレコードで楽勝。オールカマーは道悪に苦しんだか、内にモタれて4着に敗れている。捲土重来を期したアルゼンチン共和国杯では、先行策から直線で抜け出すと、着差以上の強さで快勝。東京芝2500m2分29秒9のレコードで、いよいよ大物らしくなってきた。上昇度では、メンバー1、2といっていいだろう。

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