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2012年11月25日(日)

11R

2012年11月25日(日) | 5回東京8日 | 15:40発走

第32回ジャパンカップ(GI)

芝・左 2400m | 天気:晴 | 馬場:良 | サラ系3歳以上 | オープン (国際)(指定) 定量 | 本賞金:25000、10000、6300、3800、2500万円 |

フェノーメノ

 またしても惜しいレースだった。天皇賞秋は好位から抜け出し、勝利態勢が整っていたが、エイシンフラッシュのまさかのイン強襲にあい、半馬身差の2着。「あんなに内が開いてるなんて……」とは陣営。そう言いたくなるのも分かる。思えばダービーも、ディープブリランテを捕まえたと思った瞬間、外にヨレてしまい、ハナ差負け。まっすぐ走れば勝っていたと、悔やんだものだった。これで東京は5戦3勝2着2回。惜しい2着の2戦以外は全て勝利と、適性はやはり高い。ジャパンCは、青葉賞を圧勝し、惜敗したダービーと同じコース。3歳馬なので、古馬に比べて斤量も有利だ。この利点を生かして、今度こそG1が欲しい。

エイシンフラッシュ

 ダービー馬の称号を得たのが2年前。32秒7という凄まじい瞬発力を駆使し、ローズキングダム、ヴィクトワールピサに快勝。しかし、下したライバルが後にG1を勝ったというのに、こちらはG1はおろか、勝ち星すら遠のいてしまった。溜まった鬱憤を晴らすには、どんなレースよりも価値あるものがいい。それが前走だった。7年ぶりの天覧競馬になった天皇賞秋では、インを強襲。あのダービーを思い起こさせる33秒1の末脚で、忘れかけていた勝利の味を思い出した。ジャパンCの舞台は、ダービーと同じ東京芝2400m。鞍上は、昨年の有馬記念で2着に導いたルメール騎手と、G1連勝の舞台はしっかり整っている。

ダークシャドウ

 これまでは体質や脚元に不安があり、なかなか連続して使えなかった。昨年も天皇賞秋で2着に入りながらも、ジャパンCは使えず放牧。それに比べると、今年は順調だ。札幌記念2着、天皇賞秋4着と勝ち星こそ得られなかったが、内容は上々で、いい状態で初のジャパンCを迎える。東京コースは7戦して5勝と最も得意としており、距離延長も父がダンスインザダークならむしろ歓迎。厩舎の性格からも、有馬記念よりジャパンCが勝負だろう。鞍上には当初ムーア騎手が予定されていたが、直前になってデムーロ騎手に決定。天皇賞秋ではエイシンフラッシュとコンビを組んで快勝、ここ一番に強いジョッキーである。強い味方を得て、不気味な存在になってきた。

ルーラーシップ

 G1を取れるとデビューした頃から言われていた馬。実際、春は香港に遠征してクイーンエリザベスCを制し、念願のG1を手に入れた。しかし本当に欲しいのは日本のG1。宝塚記念ではオルフェーヴルに敗れたが、天皇賞秋は怖い相手が不在。それだけにチャンスは大きかった。しかし出遅れて後方からの競馬になり、大外を回したこともあって、直線では先頭からかなり遠い位置。それでも33秒1の脚で先頭に接近したが3着まで。勝ったエイシンフラッシュが内ギリギリを通ったことを考えると、不利は大きかった。ただ、一叩きした効果は大きいはずで、前進は可能。大敵オルフェーヴルは、海外帰りの一戦。今度こそ、チャンスをモノにしたい。

ソレミア

 外国馬の中では大将格。前走の凱旋門賞で、オルフェーヴルを破ったことでクローズアップされるようになった。しかし、それまでは目立った成績を残していなかった。3歳の頃は、シーズン末にようやくG2に挑戦したように完成は遅く、今年に入って頭角を現していた。G2のコリーダ賞では、前年の凱旋門賞で2着に入ったシャレータを破って重賞初制覇。初めてG1に挑戦したヴェルメイユ賞では3着と好走している。そして迎えたのが、凱旋門賞だった。勢いに乗ってのジャパンCだが、初めての海外遠征で、時計の速い競馬への懸念もある。日本の競馬を知り尽くしているペリエ騎手の手綱捌きが、再度の衝撃を演じる道標になる。

ジェンティルドンナ

 使うたびに進化した春。桜花賞も強かったが、オークスは更に強く5馬身差の圧勝。この時点で、牝馬3冠を疑う者は無かった。迎えた秋も、復帰初戦のローズSを快勝。秋華賞も勝つことは当然で、勝ち方が問題とされた。しかし競馬に絶対は無い。リベンジに燃えるヴィルシーナの抵抗にあい、写真判定に持ち込まれる。それでも何とかハナ差凌ぎ、牝馬3冠馬の座に輝いた。その後はエリザベス女王杯には向かわず、強気にジャパンCへ歩を進めてきた。東京芝2400mは、オークスで圧勝したコース。適性も高く、斤量差もあるため、強豪牡馬相手でも好勝負は可能だ。前走はテンションが高くなっていたので、レース当日は気配に注意したい。

オルフェーヴル

 4冠に輝いた昨年がウソのような今年前半の走りだった。阪神大賞典は大きく逸走し2着。天皇賞春は、全く走る気も無く11着の大敗と、安定感の無かった2歳時に戻ってしまったようだった。しかし、宝塚記念快勝で復活をアピールすると、海外遠征を敢行。フォワ賞に勝ち、最大目標の凱旋門賞では、大外から強烈な脚を繰り出して独走態勢。日本馬初の栄冠に輝くかと思われたが、大きく内にささってしまい、その隙を地元のソレミアに衝かれてしまった。一番強い競馬をしたのは間違いないが、結果は2着に泣いた。帰国してからは、どのレースを使うか注目されたが、陣営はジャパンCを選択。疲労が心配も、能力は絶大。最強の走りを堪能したい。

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