2021年4月10日(土)
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レースの攻略アプローチ |
前走重賞勝ち馬の信頼度が高い
2016年にマイル戦となってから、それ以前とは傾向が一変。前走JRA重賞組は2015年までは[0.3.4.29]と意外に冴えなかったが、2016年以後は[5.3.4.41]と、過去5年の勝ち馬すべてが含まれる。近5年のJRA重賞組は、前走1着なら[3.0.1.1]と引き続き好走に期待できると同時に5着以下でも[2.2.1.33]と巻き返しは可能。前走がJRA重賞以外だと[0.2.1.16]で、馬券に絡んだ3頭は準オープンを勝ち上がってきた馬たちだ。出走頭数も着順上位も関西馬。ジョッキーも継続騎乗の関西勢
マイル戦となってからの5年は関東馬の参戦が5頭しかなかったこともあり、関西馬が[5.5.5.52]と上位を独占している。ジョッキーも関東勢が[1.0.0.4]で2018年に横山典弘騎手が勝っただけ、2015年以前を見ても[0.1.0.12]で蛯名正義騎手の2着があるだけだ。また近5年は、前走と同じ騎手が乗った馬は[4.2.5.20]、勝率12.9%。これに対して乗り替わりがあると[1.3.0.37]、勝率2.4%。継続騎乗がかなり有利なレースだ。前走は中団追走、今回は前でレースを運ぶ馬が有利
1400mだった当時は、4コーナー4番手以内の馬が[3.2.2.20]で勝率11.1%、5番手以下の馬が[2.3.3.46]で勝率3.7%と、前に行く馬の方がやや有利だった。1600mとなってからは、5番手以内の馬が[4.2.4.21]で勝率12.9%、5番手以下の馬が[2.3.3.43]と、距離が延びても傾向はあまり変わっていない。ただし前走4コーナーの位置取りを見ると、6〜7番手で回ってきた馬が[3.0.2.9]で21.4%と、かなり成績がいい点に要注意だ。ディープインパクト産駒を筆頭に父サンデー系が強い
距離が1400mだった2011年〜2015年当時も[3.4.3.36]と安定していたサンデーサイレンス系種牡馬だが、マイル戦となった2016年以降は[5.5.5.38]と絶対的な存在に。中でもディープインパクトは近5年で[4.2.2.12]、毎年連対を果たしている。同じく近5年だけで見ると父サンデーサイレンス系×母父ノーザンダンサー系というタイプが[3.3.2.20]、父サンデーサイレンス系×母父ミスタープロスペクター系が[1.2.1.3]、この両者の戦いだ。