2021年4月10日(土)
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レースの攻略アプローチ |
重賞好走馬か、重賞以外の芝マイル戦1番人気1着馬か
過去10年、前走が芝1400m〜1800mのG2かG3で6着以内・勝ち馬との差は0.9秒以内という馬が[7.3.6.31]で、勝率14.9%、連対率21.3%、複勝率34.0%と優秀だ。このタイプが今回1〜2番人気なら[4.0.2.1]とさらに安定し、10番人気以下でも[2.0.0.6]と激走の可能性を秘める。重賞組以外の勝ち馬3頭は、すべて前走が芝1600m戦(1勝クラスが2頭、未勝利戦が1頭)で、3頭とも1番人気で1着だった。芝マイル戦や重賞での実績が成績を左右する
芝マイル戦での勝ち鞍がある馬は[7.4.4.62]で勝率9.1%。1〜2番人気に限れば[5.2.2.6]で勝率は33.3%まで跳ね上がる。いっぽう芝マイル戦で勝ったことのない馬は[3.6.6.66]で勝率3.7%、2〜3着が多い印象だ。1着馬3頭はすべて前走ファルコンS組で、3頭とも芝1400m戦の差し切り勝ちがあり、重賞で掲示板に載った経験もあった。いずれにせよ芝1400〜1600mおよび重賞での実績が、このレースで好走するためのカギだ。内寄りの枠がベター。先行できるスピードも欲しい
前述の通り芝マイル戦の経験は、かなり重要。特に「前走が芝1600m。4コーナーを5番手以内で回り、1〜2着だった馬」は[5.2.1.28]となる。また1〜4枠が計[7.6.6.58]、勝率は9.1%なのだが、前走4コーナーで5番手以内だった馬に限れば[5.3.5.34]と安定する。12番人気で勝ったジョーストリクトリもこのタイプだった。いっぽう5〜8枠は[3.4.4.70]で勝率は3.7%止まりだ。内枠優位、マイルでの先行力を持つ馬も有利だ。軽い馬が苦戦。体重を絞って、かつ馬格のある馬がいい
当日の馬体重が466kgを超えていた馬は[10.8.5.75]で、勝ち馬はすべてここから出ている。逆に466kg未満の馬は[0.2.5.53]。馬体が小さいと、ケイアイノーテックが456kgで1番人気2着、ヴィッテルスバッハが462kgで2番人気3着などと勝ち切れていない。ただし前走から馬体増の馬は[2.2.4.43]で勝率3.9%、馬体減だと[8.7.4.62]で勝率9.9%。馬体を絞りながら、それでも466kg以上をキープしている馬がベスト、ということになる。