2020年10月11日(日)
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レースの攻略アプローチ |
関東の騎手の遠征には要警戒も、馬は西高東低
この10年の騎手東西別成績は、美浦のジョッキーが[1.3.1.9]で勝率7.1%、連対率28.6%、栗東所属のジョッキーが[9.7.8.77]で勝率8.9%、連対率15.8%。好走数では栗東勢が圧倒しているものの、率的には美浦勢も遜色ない。いっぽう関東馬が[0.1.2.14]、関西馬が[10.9.8.73]と厩舎は西高東低。6番人気以下に絞ると関東馬が[0.0.0.10]、関西馬が[2.6.0.49]なので、人気薄で激走して穴馬券を演出するのも関西馬に限るようだ。4歳と5歳が互角だが穴をあけるのは5歳。牝馬も人気なら買い
年齢別の成績は、4歳が[3.5.2.17]の勝率11.1%、連対率29.6%、5歳が[5.4.3.23]で勝率14.3%、連対率25.7%と、この両者の争い。単勝オッズ15.0倍以上の馬は[3.4.0.59]だが、馬券に絡んだ7頭のうち4頭が5歳。5歳勢は人気薄も含めて手広く押さえておきたい。6歳以上も[2.1.5.48]で、11番人気ドレッドノータスが勝つなど侮れない。牝馬は[2.1.1.12]で勝率12.5%。馬券に絡んだ4頭は2番人気と4番人気だった。中距離重賞連対以上の成績と、前走が重賞であることが必須
前走が中央G1だった馬が[5.5.8.23]、G2だった馬が[1.2.0.19]、G3だった馬が[3.1.1.23]で計[9.8.9.65]。馬券は前走が重賞だった馬を中心に組み立てるのがセオリーだ。また勝ち馬10頭中7頭は2000m以上の重賞勝ち鞍を持ち、残り3頭も、メイショウカンパクは2000m重賞2着、ラストインパクトは1800m重賞1着、スマートレイアーは秋華賞2着。中距離以上の重賞実績も重視したい。内の1〜4枠に入った先行馬が有利。外の差し馬が2着
1〜4枠が[7.3.5.35]で勝率14.0%、複勝率30.0%。このうち前走で4コーナーを5番手以内で回ってきていた馬は[5.2.2.10]、勝率は26.3%。「内枠の先行馬」が勝利に近いといえる。5〜8枠は[3.7.5.54]で勝率は4.3%、惜敗が多い印象だ。こちらは前走で4コーナー3番手以内だと[0.1.2.12]、6番手以下だと[2.5.3.32]で、どちらかといえば差し馬が好走しているイメージ。「外の差し馬が2着に突っ込む」といったところか。