2020年5月17日(日)
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レースの攻略アプローチ |
高齢馬・穴馬の激走は関西馬。人気の安定感では関東の騎手
関東馬は[3.3.3.55]で勝率4.7%、6番人気以下に限ると[0.2.2.40]、4歳馬が[3.1.0.24]、5歳以上が[0.2.3.31]。いっぽう関西馬は[7.7.7.93]で勝率6.1%、6番人気以下で[4.3.4.73]、4歳が[3.6.3.44]、5歳以上が[4.1.4.49]。人気薄や高齢馬の好走は関西馬の方が多い。ジョッキーは、美浦勢が[7.4.5.62]、5番人気以内に限れば[5.0.2.8]、栗東勢は[2.5.5.81]、5番人気以内で[0.5.2.27]。安定度は関東の騎手が優位に立っている。前走JRA重賞で5番人気以内・5着以内が好走条件
前走がJRA重賞だった馬は[9.9.10.131]。残る連対馬2頭は海外遠征帰りだ。前走JRA重賞組は、前走1着だと[0.1.2.18]、2〜5着で[5.3.6.24]、6着以下で[5.5.0.65]。ただし6着以下から巻き返して勝った5回は、ヴィルシーナとストレイトガールが2回ずつ(残り1回はノームコア)と特定の馬に偏っている。また福島牝馬S組は[0.1.2.27]、前走6番人気以下だと[0.3.4.54]。つまり「前走5番人気以内・5着以内」がベターだ。先行または中団から善戦していたタイプを重視したい
海外遠征帰りの馬を除くと、前走4コーナーを2〜4番手で回ってきた馬は[4.2.4.38]。このうち「負けたけれど勝ち馬から0.9秒差以内に踏ん張っていた」というタイプに絞ると[4.1.4.23]だ。また前走4コーナー9〜12番手に控えていた馬は[5.1.1.35]。この組は「負けたけれど勝ち馬から0.5秒差以内に差してきた」というタイプに絞ると[4.1.0.18]となる。好位先行策から粘る馬と、中団・後方寄りから脚を伸ばす馬を重視したい。小型馬も大型馬も不振。順調に使われているかがカギ
馬体重が440kgに満たない馬は[1.2.0.18]、逆に500kgを超す大型馬も[0.1.0.14]と勝ち切れていない。前走から10kg以上も馬体重を減らした馬は[0.0.1.9]、10kg以上も増やした馬は[0.2.0.11]だ(海外遠征帰りの馬は除く)。前走からの間隔は、3週以内だと[0.1.2.36]、10週以上でも[0.1.0.13]。牝馬限定戦らしく、順調なローテーションで使われていて、体調にも問題なさそうな馬が好成績を残しているレースだ。ヘイルトゥリーズン系&ノーザンファーム生産馬が素質を発揮
サンデーサイレンス系種牡馬の産駒が10年連続で連対、1〜3着独占3回など[7.7.7.84]という成績。6番人気以下に限ると、サンデーサイレンス系が[4.2.5.61]、それ以外が[0.3.1.52]で、人気薄でも勝てるのがこの系統の強みだ。また3着以内馬24頭のうち、父・母父・母母父どれかがヘイルトゥリーズン系という馬が21頭いる。ノーザンファーム生産馬が[6.6.1.30]で勝率14.0%と絶好調である点も覚えておきたい。