2019年4月28日(日)
|
||
レースの攻略アプローチ |
年齢別成績は互角だが、古豪関東馬vs充実期関西馬の図式
4歳馬が[3.1.5.36]で勝率6.7%、5歳馬が[4.4.1.39]で8.3%、6歳馬が[3.3.2.27]で8.6%と、ここまではほぼ互角。7歳以上は[0.2.2.45]、キャリア31戦以上の馬も[0.2.1.38]と、実戦経験が増えると途端に成績は落ちてしまう。関東馬が[4.2.1.38]の勝率8.9%で、4勝中3勝が5〜6歳。いっぽう[6.8.8.106]で勝率4.7%の関西馬は4歳馬が2勝、5歳馬が3勝している。5〜6歳の関東馬vs4〜5歳の関西馬という図式のレースである。前走で先行して連対した馬の成績が優秀
4コーナーを5番手以内で回ってきた馬が[8.7.6.37]で勝率13.8%。好位に構えてレースを進めたい一戦だ。逆に4コーナー7番手以下だと[1.3.4.104]。差し・追込み馬は届きにくい。前走の位置取りを参考にすると、4コーナー6番手以内だった馬が[10.5.7.89]と勝ち馬すべてが含まれる。4コーナー7番手以下だと[0.5.2.55]。「前走4コーナー6番手以内で1〜2着」というタイプが[8.3.4.36]の勝率15.7%と成績優秀だ。3つの重賞で人気・着順とも上位だった馬が中心
阪神大賞典組が[3.2.5.48]、日経賞組が[3.3.2.47]、大阪杯組が[3.3.1.10]で、この3つのローテーションが主力。前走の着順に着目すると、1〜2着だった馬の[8.6.7.50]に対して3着以下だった馬は[2.4.3.97]。前走10着・勝ち馬から4秒差という惨敗から巻き返したビートブラックの例はあるものの、前走で0.6秒以上負けていた馬は[1.2.3.75]と常識的には厳しい。前走で10番人気以下だった馬は[0.0.1.19]と、ほぼノーチャンスだ。芝2400m以上のレース、できれば重賞で好走した馬が望ましい
過去10年の勝ち馬8頭のうち5頭が芝2000m以上の重賞勝ち馬、残り3頭には2400m以上の重賞で連対経験があった。また6頭が芝2400m以上のレースで勝った経験を持っている。重賞勝ち鞍も芝2400m以上のレースで勝った経験もないまま天皇賞(春)を制したのはマイネルキッツだけだが、芝2400m以上のレースを走ったのは前走・日経賞が初めてで、そこで2着に差してきている。各馬の重賞実績と長距離実績はしっかりとチェックしたい。穴なら関西馬、サンデーサイレンス系、前走好走、1枠
過去10年、単勝オッズ10倍以上の馬の成績は[4.5.5.125]。つまり1〜3着馬のべ30頭のうちほぼ半数がこのグループだった。この14頭を見ると、関西馬が9頭、サンデーサイレンス系種牡馬の産駒が11頭、前走1〜3着馬が9頭、前走から騎手の乗り替わりがなかった馬が11頭、前走が2500m以上だった馬が9頭。また勝ち馬4頭中3頭が1枠だった。このあたりの条件が穴馬発見のポイントとなりそうだ。