2018年12月22日(土)
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レースの攻略アプローチ |
勝ち切るのは年齢を問わず500kg以上の大型牡馬
牝馬は過去10年で[0.0.0.21]と馬券に絡めていない。1番人気アドマイヤセプターが7着に敗れるなど、信頼度はかなり低い。年齢別成績は3歳が[1.3.2.27]、4歳が[2.2.3.24]、5歳が[2.3.2.41]、6〜7歳の高齢馬も[5.3.2.53]で、[0.0.0.6]の8歳馬以外は幅広く目を光らせておきたい。また馬体重500kg未満の馬が[1.8.6.88]と惜敗し、500kg以上の大型馬が[9.3.3.57]の勝率12.5%と勝ち切っているのも特長的だ。前走は重賞で5番人気以内がベスト。順調度も重視
前走が重賞だった馬が[8.11.8.94]、条件戦やオープン特別だった馬は[2.0.1.51]、ハンデ戦だった馬は[1.1.2.31]。直近の重賞(定量・別定)経験がアドバンテージとなるレースだ。前走が重賞かつ5番人気以内だった馬が[6.4.4.28]なので、この範囲に属する馬を中心に考えたい。また前走から3〜7週というローテーションだった馬が[9.7.8.102]、それ以外の馬が[1.4.1.43]。順調に使われていることも勝利の条件といえるだろう。スプリント戦よりマイルでの実績を重視
創設以来の12年で、オープン〜重賞のマイル戦で勝利した経験のないままこのレースを勝ったのはマルカフェニックスとロサギガンティアだけ。マルカフェニックスは3着ならあり、ロサギガンティアは1800mの重賞勝ち&マイルのオープン特別2着があった。また前走で4コーナーを先頭で回ってきた馬は[0.0.1.13]。スプリント実績やスピード能力より、格の高いマイル戦でも通用する切れ味や底力が問われるレースといえそうだ。勝ち負けのためにはヘイルトゥリーズンの血が不可欠
過去10年の勝ち馬すべてと、2着馬のべ11頭(同着が1回あった)のうち7頭、3着馬9頭のうち6頭は父がヘイルトゥリーズン系(サンデーサイレンス系含む)種牡馬。該当しない2着馬3頭は母父がサンデーサイレンスだ。ヘイルトゥリーズンの血、特にサンデーサイレンスの血が好走には不可欠といえる。ヘイルトゥリーズンの血を持たず馬券に絡んだ(3着)3頭は、すべて父がナスルーラ系種牡馬。この系統にも要注意だろう。