2015年1月25日(日)
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レースの攻略アプローチ |
前走が重賞でないと勝利は厳しい
前走が重賞だった馬は[9.9.5.57]で勝率11.3%と安定している。これに対し前走が準オープンやオープン特別だと[1.1.5.38]で勝率は2.2%にまで下がり、勝ったのは後に有馬記念を制するマツリダゴッホだけだ。そのマツリダゴッホは前走・準オープン1着、このレースでは2番人気と高く評価されていた。よほどの中山巧者や高評価を受けている素質馬でない限り、前走重賞以外からの臨戦で勝ち負けに持ち込むことは厳しいようだ。久々は大きく割引。順調に使われて絞れてきた馬から買う
前走からの間隔が2〜4週という馬が[8.4.3.49]で勝率12.5%、5〜9週だと[2.3.6.27]で勝率5.3%、10週以上空くと[0.3.0.18]で未勝利。有馬記念や東西の金杯からここに進んできた馬から狙うのがスジだろう。また馬体重を減らしてきた馬が[6.3.4.34]で勝率12.8%と安定しているのに対し、前走から4kg以上増やした馬は[1.3.4.36]と詰めが甘くなる印象。順調に使われ、なおかつ絞れてきた馬が有利なレースといえそうだ。前走着順は気にしなくていいが、安定感なら人気上位・着順上位馬
前走1〜3番人気だった馬が[5.2.1.18]、4番人気以下だと[5.8.9.77]。勝ち馬の数は同じだが、安定感では前者が上だ。また前走1〜5着だった馬が[6.4.7.41]で勝率10.3%、前走6着以下だと[4.6.3.54]で勝率6.0%。意外と差は小さく、前走着外からの巻き返しも可能なレースといえる。強敵相手の有馬記念で敗れていたネヴァブションやヴェルデグリーンなど、言い訳のできる敗戦であれば前走着順はあまり気にしなくていいだろう。中山か中距離のオープン〜重賞で勝ち負けした経験が必要
10年間の勝ち馬9頭を見ると、すべての馬に芝2000m以上での勝ち鞍があり、中山で勝利経験のあった馬が6頭、重賞勝ち鞍を持つ馬が7頭。これらの条件を満たしている馬が中心となるはずだ。また各馬の「このレース以前の最後の1着」を見ると、1番人気で準オープン/オープン特別/2000m以上の重賞のどれかを差し切って勝っていた馬が7頭いる。中山、芝の中距離、オープン以上での勝利実績が必須といえそうだ。