2015年11月29日(日)

11R
2015年11月29日(日)
5回東京9日
15:40発走

ジャパンカップ GI

芝・左 2400m 天気:
馬場:
サラ系3歳以上 オープン (国際)(指定) 定量 本賞金:30000、12000、7500、4500、3000万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 ラブリーデイ
1 2 トリップトゥパリス
2 3 ワンアンドオンリー
2 4 ジャングルクルーズ
3 5 ペルーサ
3 6 ラストインパクト
4 7 ショウナンバッハ
4 8 イラプト
5 9 ダービーフィズ
5 10 サウンズオブアース
6 11 ミッキークイーン
6 12 ゴールドシップ
7 13 ヒットザターゲット
7 14 イトウ
7 15 ショウナンパンドラ
8 16 カレンミロティック
8 17 アドマイヤデウス
8 18 ナイトフラワー

◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 1=15 1=11 1-10 1-12 15=11
綾恵 1=11 1=15 1-12 1-14 11=15
山田 1=15 1=10 1=17 15=10 15=17 10=17
たま 10=1 10=11 10=6 10=12 10=15

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はラブリーデイ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.23.6
豪華メンバーが集結した天皇賞・秋。混戦の下馬評をかき消す堂々の横綱相撲で後続をねじ伏せた。今年だけで重賞6勝。まさに飛ぶ鳥を落とす快進撃で突き進んできたが、母方には成長力に富むダンスインザダークやノーザンテーストの血が掛け合わされており、まだまだ飛躍の可能性を秘めている。今回カギとなる距離2400Mは、京都大賞典で不安を一蹴。上がり3ハロン32秒3の「瞬間移動」で一気に馬群を切り裂く、強烈な末脚を披露している。世界のホースマンに現役最強をアピールする絶好の場。年度代表馬の座を手繰り寄せる。

対抗はショウナンパンドラ。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
3走前の宝塚記念(3着)から池添と新コンビを結成。オルフェーヴル、デュランダル、スイープトウショウ…など、豪快な追い込みに定評のある鞍上を背に、切れ味復活ののろしを上げ、秋初戦のオールカマーは圧巻の差し切りで牝馬18年ぶりの勝利を飾った。天皇賞・秋は外枠のコースロスがあった分戴冠を逃したが、上がり3ハロンは出走中最速の33秒4。あと数百メートルあれば逆転も、と思わせる0秒2差だった。現役屈指の「切れ者」牝馬が、正々堂々の末脚勝負で逆転Vを狙う。

単穴はミッキークイーン。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.25.0
3歳牝馬2冠の余勢を駆って一線級の古馬に挑む。オークスの走破時計2分25秒0は歴代2位、秋華賞はショウナンパンドラのレースレコードを更新する1分56秒9。歴代の名牝と比較しても胸を張れる結果で3歳牝馬の頂点に立った。勝負付けを済ませたタッチングスピーチとルージュバックが次走エリザベス女王杯で3、4着とそろって好走したことで、世代レベルの高さも証明できた。デビューから7戦(4.3.0.0)のパーフェクト連対。斤量53キロを生かせば好勝負に持ち込める。

抑えはゴールドシップ。穴はサウンズオブアース。

今週のワンポイントアドバイス

力量互角、サウンズオブアース

今年は外国馬4頭(ドイツ2頭、イギリス1頭、フランス1頭)と日本馬14頭で、国内最高賞金3億円の争奪戦を繰り広げる。過去10年のデータでレース傾向を探りたい。

連対馬は3-2、1-5、5-4、9-1、1-2、4-1、2-6、3-1、1-7、4-3番人気の組み合わせで決まった。

馬連配当は
3けた……3回
1000円台…1回
2000円台…2回
3000円台…2回
4000円台…1回
7000円台…1回

上位1〜3番人気は6、3、3連対。6番人気以下からの伏兵馬は3頭と少なく、2ケタ人気馬の連対はゼロ。

2008年に9番人気スクリーンヒーローが勝利して7620円の中波乱となったが、残る9回は5000円未満。実力を比較しづらいレースでも大波乱は起っていない。

一方、3着に1、3、1、2、6、8、14、2、11、6番人気が入線した3連単配当は、1万円台、3830円、1万円台、6万円台、1万円台、2万円台、32万円台、5550円、22万円台、9円台。11年と13年に2ケタ人気馬が3着に食い込んで32万馬券と22万馬券が飛び出している。昨年も上位人気2頭が着外に敗れて9万円台の高配当で決着した。馬連よりも3連単の方が波乱含みの傾向を見せている。

連対馬20頭はすべて重賞からの参戦。内訳は海外のレースも含めてG1が19頭とG2(アルゼンチン共和国杯1着)が1頭。また、路線別(着順)は11連対の天皇賞・秋(6、6、4、3、3、4、1、4、1、2、6着)がトップ。次いで、3連対で凱旋門賞(失格、2、8着)、2連対で菊花賞(2、2着)と続いている。G1レース以外からの臨戦馬は苦戦を強いられそうだ。

外国馬は7カ国から43頭が出走して(1.0.1.41)の成績。日本馬は125頭で(9.10.9.97)。05年にアルカセット(英国)が優勝して、翌年ウィジャボード(英国)が3着に入線したものの、その後8年はすべて3着以下に敗れている。

年齢は3〜7歳以上馬が5、9、5、1、0連対。連対率は17、20、11、4、0%。3〜5歳馬が狙い目となるが、中でも4歳馬が好成績を残している。

性別は牡・セン馬144頭と牝馬24頭で争い、14対6。連対率は10、25%。牝馬は09年から13年まで5年連続で連対する大活躍。数では見劣るものの、連対率では牡・セン馬を大きく上回っている。

◎……サウンズオブアースは京都新聞杯(G2)、神戸新聞杯(G2)、菊花賞(G1)、京都大賞典(G2)で2着。ビックタイトル奪取こそないが、ここでも互角に戦える能力を備えている。事実、5カ月半ぶりの前走・京都大賞典でラブリーデイと0秒2差だった。伸びしろ十分な4歳が叩き2戦目でG1奪取を決める。

○……ラブリーデイは6月の宝塚記念を含めて破竹の4連勝で天皇賞・秋を制覇。G1レース2勝で揺るぎない頂点に立った。ただ、東京の2400〜2500Mで見ると、日本ダービー7着、目黒記念、アルゼンチン共和国杯がともに5着。秋初戦の京都大賞典で勝利したものの、ベストは2000M前後か。ここは2番手評価としたい。

▲……ミッキークイーンは前哨戦のローズSで2着と敗れたが、本番の秋華賞で変わり身を見せて2冠を達成した。古馬一線級に初挑戦となるが、斤量53キロは有利。オークス勝利の東京コースもプラス。上記2頭をまとめて破れる能力を秘めている。

△1……ショウナンパンドラは天皇賞・秋で4着。後方で脚をためレース最速の上がりで追い込んだが、外枠のロスが響いたようで0秒2差止まりだった。秋初戦のオールカマーで古馬を一蹴した末脚は半端でなく、流れひとつで逆転できる。

△2……ラストインパクトは天皇賞・秋で12着に敗退。2コーナーで斜行して内ラチに接触するアクシデントが痛かった。昨年の京都大賞典勝ち馬で、今年の天皇賞・春4着。世界の名手ムーアへの手替わりも大きい。軽視禁物だ。

△3……ゴールドシップは6月の宝塚記念以来の実戦で評価が微妙。ローテーションに好感は持てないが、とにかくG1通算6勝の実績はここに入れば断然の勲章。宝塚記念連覇も並みの馬に成せる業ではない。切り捨てる選択肢もあるだろうが、功績の偉大さから連下にマークした。

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