2013年10月27日(日)

11R
2013年10月27日(日)
4回東京9日
15:40発走

天皇賞(秋) GI

芝・左 2000m 天気:
馬場:
サラ系3歳以上 オープン (国際)(指定) 定量 本賞金:13200、5300、3300、2000、1320万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 コディーノ
1 2 ナカヤマナイト
2 3 ダイワファルコン
2 4 トゥザグローリー
3 5 レインスティック
3 6 エイシンフラッシュ
4 7 ジャスタウェイ
4 8 ヒットザターゲット
5 9 ジェンティルドンナ
5 10 トーセンジョーダン
6 11 トウケイヘイロー
6 12 フラガラッハ
7 13 アンコイルド
7 14 オーシャンブルー
8 15 レッドスパーダ
8 16 ダノンバラード
8 17 ヴェルデグリーン

◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 6=9 6=11 6-7 6-16 9=11
綾恵 9=6 9=4 9-11 9-16 6=4
山田 6=14 6=16 6=9 14=16 14=9 16=9
たま 16=11 16=6 16=1 16=9 16=13

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はエイシンフラッシュ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.56.8
昨年の覇者。秋初戦の前走・毎日王冠(G2)を快勝し、上々の滑り出しを見せた。10年の日本ダービー(G1)を上がり32秒7の驚異的な末脚で差し切るなど、東京コースの瞬発力勝負で最大限の力を発揮する。昨年と同じローテーション、鞍上にもM.デムーロ騎手を迎え、臨戦態勢は万全。ペースが落ち着くようなら、連覇の期待十分とみる。

対抗はジェンティルドンナ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.00.4
昨年は牝馬3冠を達成。ジャパンC(G1)ではオルフェーヴルとの叩き合いを制し、年度代表馬に選出された。今年は2戦して未勝利だが、ドバイシーマC(国際G1)2着、宝塚記念(G1)3着と、現役屈指の力を見せている。今回の東京コースでは2戦2勝。休養明けでも仕上がりは良く、いきなり勝ち負けまで期待できそうだ。

単穴はトウケイヘイロー。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.58.6
2000M重賞を3連勝中。いずれも先行し、そのまま後続を完封する好内容だった。課題の折り合いにも進境が見られ、上昇度はメンバー随一。重馬場の前走・札幌記念(G2)を6馬身差で圧勝するなど、道悪も得意にしている。今回は一気に相手が強化されるが、目下の勢いは無視できない。

抑えはジャスタウェイ。穴はダノンバラード。

今週のワンポイントアドバイス

力量互角、ダノンバラード

今年は昨年の年度代表馬ジェンティルドンナ、ディフェンディングチャンピオンで前哨戦の毎日王冠を制したエイシンフラッシュ、そして重賞3連勝中の上がり馬トウケイヘイローに注目が集まる。3強対決ムード高まる「盾」争奪戦となったが、台風の影響で馬場状態が微妙。3強であっさりと決まるのか、それとも伏兵馬の大駆けか。過去10回のレースで傾向を探ってみたい。

連対馬は1-5、1-13、14-1、4-7、1-7、1-2、5-7、1-4、7-2、5-1番人気の組み合わせで決まった。1番人気は最多7連対(5勝、2着2回)と人気に応えているが、2、3番人気が2、0連対と不振。上位人気の信頼度は低く、7番人気以下から6頭が連対している。

馬連配当は
3けた…………1回
1000円台…2回
3000円台…1回
4000円台…2回
7000円台…1回
8000円台…1回
万馬券…………2回

10回中6回が5000円未満で収まっているが、05年と09年には1万2340円、1万6490円の万馬券が出る波乱の決着。伏兵馬の台頭に警戒を払いたい。

3連単配当は、20万7930円、122万6130円、6万460円、18万3380円、3250円、10万2110円、7480円、21万4010円、3万9520円。4けた配当の堅い配当が2回ある一方で、14番人気が優勝した05年には122万馬券が飛び出す大荒れ。10万超の高配当も4回出るなど、一筋縄では収まらない一戦となっている。ちなみに、3着には9、13、2、6、3、1、2、6、2番人気が入線した。

秋の天皇賞は外国人騎手が、5勝、2着2回と大活躍している。03、04年とペリエ騎手が連覇して、10年からはスミヨン、ピンナ、M・デムーロ騎手と目下3連勝中。エイシンフラッシュなど外国人ジョッキーが騎乗する3頭には追い風のデータとなっている。

また、連対馬20頭の前走成績は、1〜5着馬の7、7、0、2、3頭と9着馬1頭。前走で掲示板を外して巻き返した馬はわずか1頭だけ。なお、この条件を3着までに広げてみても、ダンスインザムード(05年=8着)とペルーサ(11年=8着)の2頭。前哨戦で6着以下だった馬は減点対象としたい。

連対馬はすべて重賞からの臨戦で、内訳はG1組7頭とG2組13頭。G3戦やオープン特別からの連対は見られない。また、この条件を3着までに広げてみても、10頭中8頭が該当。G3以下からの参戦馬は苦戦している。

路線別は毎日王冠組が7年連続で連を確保する好相性を見せている。次いで、5連対の宝塚記念組、2連対で札幌記念組が続いている。

また、性別は牡・せん馬が159頭出走して15連対(連対率9%)、牝馬は15頭で5連対(同33%)。牝馬は連対数で見劣るものの、率で牡馬を大きく上回っている。


◎……秋初戦のオールカマーでダノンバラードはクビ+クビ差の3着。楽な手応えで直線を向いていったん先頭に立ったが、ゴール前で上位2頭に交わされた。もともとが叩き良化型で、宝塚記念2着でジェンティルドンナに先着した実力馬。G1勝ちはないが、ここでも十分勝ち負けできる能力を備えている。

○……トウケイヘイローは鳴尾記念→函館記念→札幌記念と現在3連勝。3戦とも2000M戦で、すべてハナを叩いて逃げ切った。今回も単騎先行がかなう組み合わせで、道悪も大歓迎。直線の長い東京でも一気に押し切るスピードを備えている。

▲……香港遠征帰り、5カ月ぶりの前走・毎日王冠で、エイシンフラッシュは堂々と勝利を挙げた。東京はダービー、昨年の天皇賞(秋)とG1で2勝した得意の舞台。6歳馬の勝率が低いのは気になるが、M・デムーロとのコンビが復活するのは大きな魅力となる。

△1……春2戦のジェンティルドンナは2、3着。初の海外遠征や力のいる馬場で勝ち切れなかった。東京はオークスとジャパンCを制したベストの舞台。4カ月ぶり、いきなりのG1で評価を下げたが、あっさり勝たれても仕方のない力量馬だ。

△2……コディーノは前走の毎日王冠で7着。スタートのタイミングが合わず、スローの前残りの展開にも泣いたが、レース最速タイの32秒7上の上がりで0秒5差まで追い上げた。人気は落ちているが、競馬は上手な馬。古馬との斤量差を生かせば逆転Vも十分にある。

△3……アンコイルドは6月の復帰戦で8着に敗れたが、その後3戦で2、3、2着。相手のそろった重賞戦で勝てないまでも大健闘を続けている。中でも前走の京都大賞典は後方からレース最速の33秒7の末脚で追い込んだ。G1初挑戦でも侮れない。

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