2009年11月29日(日)

10R
2009年11月29日(日)
東京
15:20発走

ジャパンカップ GI

芝・左 2400m 天気:
馬場:
サラ系3歳以上 オープン (国際)(指定) 定量 本賞金:25000、10000、6300、3800、2500万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 アサクサキングス
1 2 ネヴァブション
2 3 エアシェイディ
2 4 エイシンデピュティ
3 5 ウオッカ
3 6 レッドディザイア
4 7 ジャストアズウェル
4 8 マイネルキッツ
5 9 リーチザクラウン
5 10 オウケンブルースリ
6 11 マーシュサイド
6 12 シンティロ
7 13 ヤマニンキングリー
7 14 インティライミ
7 15 インターパテイション
8 16 コンデュイット
8 17 コスモバルク
8 18 スクリーンヒーロー

◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 18=10 18=6 18-5 18-16 10=6
綾恵 16=5 16=10 16-9 16-18 5=10
山田 18=5 18=16 18=9 5=16 5=9 16=9
たま 9=18 9=10 9=5 9=6 9=16

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はスクリーンヒーロー。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.25.5
史上初のジャパンC(G1)連覇を狙う当馬。復帰戦の天皇賞・秋(G1)で2着に入り,上々の滑り出しを見せた。久々の競馬でありながら,レコードタイの決着に対応できるあたりはさすがだ。春シーズンはいま一つの成績だったが,休養により減っていた馬体重が回復し,良い頃の走りが戻ってきた。ステイヤーの能力がある上に,瞬発力も兼備していることから,上がりの競馬になりがちな昨今のジャパンCにはピッタリのタイプ。昨年同様,鞍上が名手・デムーロにスイッチする点も心強い。今年は海外の大物・コンデュイットらが参戦するが,地元の利を活かせれば,十分に勝負になるとみる。

対抗はオウケンブルースリ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.24.3
天皇賞・秋は追い込み届かず4着。瞬発力勝負になってしまったため,ステイヤータイプの当馬にとっては,展開も距離も向かなかった。秋初戦の京都大賞典(G2)を斤量59キロで豪快に差し切ったように,適条件(2400M以上)での強さは現役屈指。リーチザクラウンらの先行勢が速い流れで引っ張る展開になるようなら,豊富なスタミナがモノを言うはずだ。

単穴はレッドディザイア。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.26.1
秋華賞(G1)ではブエナビスタの3冠を阻止し,悲願の初戴冠。ブエナビスタ(3位降着)が取りこぼした競馬と見る向きもあるが,勝ち時計は秋華賞史上でも上位にランクされる優秀なものだった。古馬との初対戦がこのジャパンCでは,さすがに条件は酷かもしれないが,斤量53キロは魅力。自在性のある脚質で,デビュー以来連対を外していないように,競馬センスに限ってはブエナビスタを凌駕する。エリザベス女王杯(G1)には向かわず,ここに目標を絞ったことで仕上がりも良いだけに,相手にはマークしておきたい。

抑えはウオッカ。穴はコンデュイット。

今週のワンポイントアドバイス

府中で反撃,リーチザクラウン


81年に創設されて今年29回目を迎える。当初は外国馬が強く,日本馬は苦戦していたが,ここ10年では8勝2敗と日本馬優勢の傾向にある。とはいえ,通算成績で14勝14敗とようやく五分の星に追い付いた。

今年,外国馬は5頭出走するが,注目は英国のG1レース4勝馬コンデュイット。昨年,今年とブリーダーズカップターフ(米G1)を連勝し,7月にはキングジョージ6世&クイーンエリザベスS(英G1)を制覇している。久々の大物参戦で盛り上がる国際招待レース。過去10年のデータでレース傾向を見てみたい。

連対馬は2-12,1-5,2-1,9-11,4-5,1-2,3-2,1-5,5-4,9-1番人気の組み合わせで決着した(02年は中山競馬)。1番人気は5連対とほめられる成績ではなく,2,3番人気も4,1連対と不振。代わりに人気薄の9番人気以下から4頭が連対している。

馬連配当は3けた〜3000円台6回,7000円台2回,2万馬券2回。99年と02年に2けた人気の伏兵馬が,万馬券決着の片棒を担いでいる。

路線別は天皇賞(秋)組9連対,菊花賞組4連対,凱旋門賞組2連対。天皇賞(秋)組が他路線を大きくリードしている。

外国馬は9カ国から56頭が参戦し,2勝2着2回(連対率7%)。日本馬は103頭が出走して,8勝2着8回(同16%)。この10年は日本馬が外国馬を寄せ付けない強さを見せている。

年齢別は3〜7歳以上馬が5,9,3,3,0連対。連対率はそれぞれ13,20,8,14,0%。連対数,率で4歳馬が他世代を一歩リードしている。

性別は牡馬が136頭出走して20連対,牝馬は23頭で連対なし。牝馬は95〜98年に4年連続で2着を確保したこともあったが,この10年では06,08年の3着が最高成績となっている。


◎…リーチザクラウンは1番人気に支持された菊花賞で0秒4差の5着。マイペースの楽な逃げに見えたが,「リキんで走っていたし,距離も少し長かった」と武豊騎手が敗因を語った。実績では見劣るが,東京コースはダービーで2着に粘った相性の良い舞台。距離短縮を味方にリラックスして走れれば,念願のG1奪取も夢ではない。

○…スクリーンヒーローは天皇賞・秋で0秒3差の2着。4カ月ぶり,プラス12キロの馬体でウオッカ(3着)に先着した。今年前半は精彩を欠いたが,東京の2400〜2500Mは2,1,1着。得意の長距離戦なら,連覇を成し遂げるチャンスも十分にある。

▲…前走の天皇賞・秋でオウケンブルースリは出遅れ,直線でも前が壁になるシーンもあったが,4着に健闘した。昨年の当レースは5着止まりだったが,古馬になって地力アップ。距離2ハロン延長を味方に,京都大賞典で見せた豪快な差し切りを再現する。

△1…前走の天皇賞・秋でウオッカは,32秒9の決め手を駆使しながら0秒3差の3着。位置取りの差というよりも,流れに乗れず敗退した印象が強い。ジャパンCは3度目の挑戦となるが,名手・ルメール騎手とコンビが楽しみ。

△2…レッドディザイアはオークスでブエナビスタの末脚に屈したとはいえ,ハナ差の2着。東京コースの適性は相当高い。今年の3歳牝馬はウオッカ世代に匹敵する強さといわれている。その中で3勝2着3回のパーフェクト連対は価値があり,斤量53キロも魅力だ。

△3…コンデュイットはブリーダーズCターフ連覇を含めG1レース4勝の世界屈指の強豪馬。しかし,10月に凱旋門賞(仏国),今月,ブリーダーズCターフ(米国)に参戦して,ジャパンC出走の過密スケジュール。輸送疲れの不安があり,連下の評価とした。

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